🌸桜開花情報🌸
~福島県白河市:見頃~
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スタッフ名:森田
白河市は歌枕として名高い「白河関跡」をはじめ、白河藩主松平定信が士民共楽の地として築造した日本最古の公園といわれる「南湖公園」などがあります。
地理的には福島県の南部中央に位置し、栃木県の北東部に位置する那須町のお隣です。
今回掲載の写真は4月14日に撮影したものです。
ちょうど桜が見頃をむかえており、全体的にきれいに咲いていました。
ただ、白河関跡は春の花は数多く咲いていましたが、桜に関しては5分咲き位で見頃はこれからです。
白河小峰城跡
東北本線白河駅の北側に位置する小峰ヶ岡と呼ばれる標高370mほどの丘陵に築城された梯郭式の平山城です。
現在は、本丸周辺から丘陵部北側の石垣や、堀の一部が残存しているだけですが、これまで実施されてきた発掘調査により、各門跡の場所や建造物の一部などが確認されています。
平成3年には三重櫓、平成6年には前御門が歴史資料や発掘成果をもとに復元されました。
現在は木造2階建の清水門復元の復元工事をしています。
南湖公園
寛政の改革で知られる白河藩主・松平定信が身分の差に関係なく誰もが楽しめる「士民共楽」という理念のもと、享和元年(1801)に築造しました。
当時の庭園は城内や大名屋敷内などに造られ、庶民は立ち入ることができませんでしたが、南湖には垣根がなく、いつでも誰でも訪れることのできる画期的なものでした。
白河関跡
奥州三古関のひとつに数えられる「白河関」。
奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、当時は人や物資の往来を取りしまる機能を果たしていたと考えられています。
"歌枕(和歌の名所)″としても知られており、この地を訪れた代表的な歌人・俳人は、能因や西行、松尾芭蕉など、みな時代を代表する文化人たちです。