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2026.04.11
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スタッフ:高梨

さあ、まもなく吾妻山(東吾妻山群)が手軽に登れるようになります!
磐梯吾妻スカイライン(無料山岳観光道路;県道70号福島吾妻裏磐梯線)が4月21日(火)午前10時、再開通となります。これを利用すると標高1620mの浄土平まで車で行け、1~1.5時間の登りで周辺の1900mクラスの東吾妻山群の峰々に立つことができるのです。
おすすめは、まずは一切経山(1949m)ですね。火山活動の盛んな地域にあるため、樹林帯がまだ形成されず、展望抜群の山だからです。

特に山頂の北側、家形山(1877m)との鞍部には「魔女の瞳」と呼ばれる火口湖の五色沼(休暇村の近くにある磐梯山北麓の五色沼湖沼群とは別の湖沼です)が妖しく輝いています。
何より写真をご覧ください。これは4年前の5月22日午前に撮影したものですが、風・雲行き・火口内の水の動き(?)などにより刻々とコバルトブルーの水面が色を変えます。
まさに「魔女の瞳」とは言い得て妙です。




また一切経山山頂の南東には、吾妻小富士(1707m)の見事なスコリア・コーンが望まれ、谷筋には例年7月まで豊富な残雪があります。
南西側には、古い火口湖の鎌沼が見えます。6~7月、沼の周りは、チングルマ、イワカガミ、ミヤマリンドウ、コバイケイソウなどのお花畑となります。
また鎌沼の背後には、磐梯山が火山特有の優美なシルエットを見せておりますし、南側には安達太良火山群(こちらは一切経山山頂からは見えませんが東吾妻山南側のスカイラインから見ることができます)が望まれます。





安達太良連峰

磐梯山
次の写真は、一切経山から見た西吾妻山群の連なりです。
吾妻山群は、主脈が東西10~15kmに及ぶとてもなだらかで広大な火山群で、東ほど若い火山群となり、一切経山、吾妻小富士、桶沼がその中心です。福島県では広葉樹林帯と針葉樹林帯の境界はほぼ標高1500mなので1900~2000mの山群は、中腹から山頂まで深いアオモリトドマツの針葉樹林帯に沈みます。峻厳なアラスカや北欧の森を思わせます。
一切経山の登りは一部、火山ガスの濃いところがあるので立ち入り禁止などのコースロープの指示には厳に従って下さい。

みなさん、火山と展望と森の東吾妻山群の奥深い魅力を楽しんでください。
休暇村裏磐梯から登山口・駐車場のある浄土平までは、車で44㎞1時間5分(国道459・115号線、磐梯吾妻スカイライン経由)です。
この次5月下旬頃は、「さあ、吾妻山だ!パート2」として西吾妻山群を紹介します。深い針葉樹林帯の植物と高層湿原のお花畑を紹介いたします
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