観光
2023.06.07
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スタッフ:筒井





6月・初夏旅のお楽しみと言えば、『紫陽花(あじさい)』や『花菖蒲(はなしょうぶ)』の庭園。
愛知県には名所として知られる場所が様々ありますが、中でも”とりわけ知られていない穴場スポット"『初立池公園(はつたちいけこうえん)』を今日はご紹介したいと思います。

初立池公園は、渥美半島の農業を支える"豊川用水"の最終調整池(ダム)を中心とした公園。
親水デッキや水上休憩所、ダム一周の散策路(2.4km)などがある、碧の水面が美しいのどかな憩いの場です。
そんな初立池の遊歩道沿いに、3ヵ所設けられているのが『しょうぶ園』。
田原市の案内によりますと、3カ所合計で広さはおよそ3,000平方メートル、花しょうぶの数は約12,000株とのこと。
他の名所と比較してしまうと小規模ですが、いやいやいやいや、これが全然侮れません。
駐車場有! 駐車も入園も無料!! 入園時間などの規制なし!
コンパクトにまとまっていて全部見て歩いても疲れない!!!
混まないので好きな画角で周囲を気にせず写真撮り放題!!!
休暇村から車で約10分のご近所(最短ルートをとると約3kmで、レンタサイクルで行ってもスイスイ!)と、”最の高”でございます。
ホテルに早く着きすぎてしまった?
朝早く起きてしまって何となく暇??
もう皆様、すぐソコですのでちょっとお出掛けください。今しか楽しめない日本の初夏景、逃すのは余りに勿体のうございます。





駐車場に車を置いて散策路をてくてく行くこと3分、早速登場する一つ目がこちら、『西しょうぶ園』。
広さ400平方メートル、花しょうぶ3,000株と、3つの中で一番小ぶりです。
ココのイチオシは道路の反対側・しょうぶ園の奥から初立池を見おろす眺め。並木の向こうにじゃぶじゃぶ池の湖面(池面…?)が映ってイイ感じでございます。

おまけ情報:
先の画像で並木の向こうに見切れていたじゃぶじゃぶ池(手前の小さい溜まり。奥は初立池本体)にも行ってみてください。
平時はオタマジャクシやエビを観察したりできる浅めの溜まりですが、この季節はあじさいの寄せ植えがプカプカ浮かべられていて、「花のまち田原」ならではのおもてなしの心を感じられます。

次のしょうぶ園はすぐ隣で、その間は徒歩約1分。
遊歩道を行くのも良いですが、オススメは西しょうぶ園の中の木道を抜けるルート。
仄暗い林間を行くとすぐ、このあずま屋に辿りつきます。

あずま屋に入って、その向こうへと視線をやると…

そこには一面の花園が!!!





二つ目のしょうぶ園がこちら、『中しょうぶ園』。規模は1,000平方メートル・4,000株とのこと。
花しょうぶの間に迷路のような木道がカクカクと巡らされていて、花しょうぶを一番堪能できます。
平日ですと人出がなさ過ぎて、この贅沢な初夏のランウェイが独占状態……
ところどころの数段の木造りの階段ですとか、お子様のテンションが一番アガるエリアはこちら。
シックな色合いのあずま屋が2つ建てられているのですが、後ろ手の新緑と相まって古寺かのような佇まい。花しょうぶと紫陽花の華やかさが一層際立ちます。





そして最後、駐車場からカウントして3か所目がこちら、『東しょうぶ園』。
中しょうぶ園から徒歩約4分と、こちらだけ少し離れているため気付かずに帰って来てしまう方も…。
勿体ない!! 面積1,600平方メートル・株数5,000と、実はこちらが3か所のうち最大規模でございます。
こちらの特色は、園内に聳える大きな岩。日本庭園といえば、山に見立てた岩は外せない、ということでしょうか。
そして何より、一番多い筈の花しょうぶ、も霞むくらい、印象深く鮮やかが過ぎる、あじさいたち。
他2か所にもあじさいは植えられているのですが、色味の深さはこちらが一番ではないかと思います。目が潰れそうな位の、鮮烈で濃い濃い青、そして紫。凄惨な、日本式極彩色です。色も形も様々あるので、ずっと新鮮に驚嘆し続けていられます。
(ブログ最後の方であじさいの一部をまとめてご紹介)
☆★ ちなみに ★☆
この東しょうぶ園内の散策路脇には『笹百合(ササユリ)』も咲いています。
いやぁ…普通のユリだしなぁ? と思って撮影しないで帰って来てしまいましたが、調べたところ東日本(関東~北海道 など)では見ることのできない、笹に似た葉っぱをした日本固有種のユリとのこと。
道理で、これを目当てに行く方もいるわけです………(植物好きのお客様に多い)。
中部以西の人間的には珍しくないですが、東京などからお越しの方的には”初めて見る!”だったりなさるんですね。
ササユリ、あじさいなどと同様、今ちょうど、きれいに咲いていましたよ^^ ←撮ってこなかったことを笑顔で誤魔化している





さて、ここまでご紹介して参りました初立池公園。
一番のおすすめは勿論、お車をとめてのじっくりゆっくり散策、で は ご ざ い ま す が 、風を切ってのサイクリングもオススメ。当館にも普通自転車300円/1時間、電動自転車500円/1時間 のレンタサイクルもございます。
散策路(自動車道路兼)からは初立池の湖面(ダム面?)が覗いたり、道端にも植栽されている紫陽花がきれいでしたり、並木の間を潜り抜けていく感じに気分が高揚したり致します。
そしてお伝えしておきたいのが、ドライブ。
ご高齢の方、膝が悪いお連れ様などもいらっしゃる方に朗報です、初立池の絶景は車窓からでも少々はお楽しみいただけます(あら~きれい、となって少しだけでも出歩けましたら尚、ご堪能いただけるんですけどね)。
基本的には初立池入ってすぐの駐車場をご利用いただきたいですが、各しょうぶ園のすぐ前には数台分の駐車スペースがあり、お連れ様を下ろしたり車の方向転換をしたりが可能ですので、ご高齢のお連れ様がいらっしゃる方は道程のショートカットなどもしてあげられるかもしれません。
雨の日の伊良湖観光にもモチロン打ってつけでございます(普通の雨程度なら車を置いて散策したほうがより、雨滴に光る花しょうぶや紫陽花をご堪能いただけます)。




ご紹介してみるからにはやってみよう、ということで、実際に車から見える景色を写真で撮ってみました(前後どなたもお越しでないことを確認・停車し、安全確保の上撮影しております)。
画像一番左から、西しょうぶ園・中しょうぶ園・東しょうぶ園です。(東しょうぶ園は駐車スペースまで入ってから撮った方がもう少しよく見えたのかもです)
一番見やすいのは4つめの画像でもある中しょうぶ園かな、というところ。
道路には、お弁当を広げに来た地元のおじいちゃまおばあちゃまや、お子様方がおもむろに走り出てきたりしますので、運転手様だけはくれぐれも花に目を奪われずに運転にご注力ください。

青い。青い青い青い。

異次元の華やかさを獲得したモクズショイとかワタクズガニ、みたいな多段咲

紫からのグラデーション

写真加工を失敗した、とかではなく、本当にまんまこの色なのです。照り映える黄色。

ごれぞザ・ハイドランジア

ガクアジサイもあります

棚田を利用して作られているしょうぶ園とのことで段差と傾斜があるため、下から見るあじさいなんてのも。

写真では切り取れなかった、近年稀に見る藍。是非現地でご自身の双眼にてご確認あれ。

顔料にして水彩画描きたいくらい良い青

パステル調のもこもこもあります
とまぁこのように、季節の花が簡単に無料でじっくり楽しめる渥美半島初夏のイチオシ観光地「初立池」しょうぶ園。
こんな長々としたブログを読んでいる場合ではありません。花が艶やかな今のうちに! この機を逃さず、渥美半島の初夏旅に是非是非、お出かけくださいませ。
〔掲載画像は初立池紹介の碧の湖面画像以外すべて、2023.6.5撮影
開花情報:「見頃」です! 初立池が見頃ということは、愛知の近隣の花しょうぶ園・あじさい園も満開近いと思われます。
伊良湖・渥美半島観光は今がとてもオススメです☆〕
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