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2022.02.22

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ユネスコ「世界の記憶」に登録 雨森芳洲庵

スタッフ:西館 前田

皆様、こんにちは。近江八幡市はまた積雪に見舞われました。もう何度目でしょうか、今年は本当によく降ります。
先日私は、長浜市にある雨森芳洲庵(あめのもりほうしゅうあん)に行ってきました。
雨森芳洲(1668~1755)は、雨森村(現長浜市高月町雨森)に生まれた江戸時代中期の儒学者で、対馬藩に仕えて朝鮮との外交に活躍した人です。
雨森芳洲の生涯をたどり、思想や業績を顕彰するとともに東アジアとの交流と友好をめざす拠点として1984年芳洲の生家跡に建設されました。研修室では芳洲や朝鮮通信使についての講座、国際交流、人権学習、まちづくりの講話を聞くことができます。
平成29年10月30日には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に「朝鮮通信使に関する記録(17から19世紀の日韓間の平和構築と文化交流の歴史)」が登録され、合計111件333点ある資料のうち1件36点が、雨森芳洲を顕彰する「芳洲会」が所蔵(市管理)する「雨森芳洲関係資料」にあたります。
村の住人の方々が積もった雪を側溝に落とす中、細い小道をてくてくと歩いていきます。迷い込んで、道をたずねると、すぐそこだからと連れて行ってくださいました。
寒い中だったのでお客さんは私一人。展示物を見ながら職員さんが一対一で説明してくださいました。芳洲は、「韓国語と中国語と日本語の中で日本語がいちばん下手だった」との冗談があるほど語学に堪能だったそうです。
木下順庵の門下生であり、篤実な人格により人々の信頼を得ていて、幕府が順庵に「対馬藩に仕える人材は誰がよいか」とたずねたところ、「国内の政治なら新井白石、外交なら芳洲」とこたえたという逸話を聞きました。
施設だけでなく、周りの村の雰囲気も素朴な温かさがあり良いところです。こちらにお越しの際には、ぜひ足をのばしてみてください。
 
雨森芳洲庵
所在地 長浜市高月町雨森1166
[公共交通] JR高月駅より徒歩にて25分
[自動車] 北陸自動車道木之本ICより10分
営業時間 9:00~16:00
定休日 毎週月・祝日の翌日・年末年始(12/29~1/4)
料金
入館料 一般 大人300円、小中学生150円
団体(20名以上)大人240円、小中学生120円
使用料(1時間)・・・茶室=500円、研修室=1,000円
東アジア交流ハウス雨森芳洲庵
TEL 0749-85-5095
FAX 0749-85-5095

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