観光
2026.06.15
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スタッフ:筒井

TVや新聞で今年話題の渥美半島の新名所・『渥美あじさいの森』。
「田原市(渥美半島)はあじさいの生産量日本一」をPRすべく整備された観光あじさい園でして、総工費3,600万・斜面を活かした約12,000平方メートルの土地に、およそ100種・6,000株のあじさいが植栽された初夏のビュースポットです。
昨年近隣住民向けにプレオープンしまして、地元では話題となっておりました。
今年はついにグランドオープン。産地ならではのユニークな品種を鑑賞したり、透明水彩の世界のような花畑景に涼を求める人々で連日賑わっているそうです。
開園期間はほぼ1か月。本日は折り返し地点ですので、実際に入園して、今現在どの程度見頃なのか、開花状況ほかをしっかりリサーチしてまいりましたのでご報告します!
『渥美あじさいの森』は休暇村から車で約15分、伊良湖岬先端とは反対側、に戻ったところにあります。
渥美運動公園横の『渥美の森』の一角でして、あじさいが植栽される前から既に、木々の間を抜ける散策路やドングリが落ちている小径などがある市民の憩いの場でした。
渥美半島の根本側・豊橋や田原市街地側から国道259号を進んできますと「保美」交差点での左折。渥美あじさいの森の看板が立っているのでカーナビがない方にも分かりやすいです。
休暇村・伊良湖岬側からですと看板は見えないので、「保美交差点右折」でご記憶ください。
それ以外は基本的には道なり・道なりで辿り着くことができます。

入り口近くには淡い青紫を基調としたのぼりが沢山たてられているので目立ちます。

渥美あじさいの森(渥美総合体育館・渥美の森)への入り口。こちらを左折して入ります。
保美の交差点からここまでの約5分の間にも、道のあちこちにあじさいの姿があって、期待が膨らみます。
流石は”花の町”田原。あじさいは出荷・産業用だけでなく、地元民の生活にも根付いているようです。
左折して入口へと入っていって、その先で右手方向に進むとほどなく駐車場。今日は平日、そして閉園1時間前だったので、とても空いていて楽々駐車できました(週末はとても混むそうです)。





駐車場から小さい階段を上ると、「渥美あじさいの森 入口」看板。
ここからチケット売り場までは片側ピンク・片側青のあじさいたちが迎えてくれます。S字カーブの、ジブリの映画に出てきそうな花の道です。ところどころに品種名の立て札もあるのが嬉しいところ。
その先、細く分岐した斜面を少し上がる小道を行ってみると、白と薄緑の夏らしい配色のあじさい群にも出会えます。






花の道の先に見えてくる小さい建物は『あじさい展示館』。
初夏の日差しを、平割の白竹がよしず代わりに遮ってくれる涼しげなスペースです。
中には、私のような庶民が見たことも聞いたこともないような品種のあじさいが所狭しと展示されています。
「ベルベットビューティー」「恋音」「ひな祭り」「ひな祭りルナ」「泉鳥」「雷王」「女神降臨」「龍翔鳳舞」などなど……。
実は、あじさいの品種は今や3,000種超。毎年多くの新品種が誕生しているのだそうです。深い色合いでしたり八重咲でしたりレースのように細かい造形でしたりで、さぞや名のある逸品たちなのでしょう(お高そう…)。
ここに来なければ一生目にすることもなかった品種もあるかもしれないので、眼福眼福、とじっくり観賞していきましょう。





あじさい展示館のすぐ近くにある白いテントが「チケット売り場」。ここでチケットを購入して、その先「あじさいの森」内部へと入場します。
…と申しますか、ここまでの道とあじさい展示館が実質無料で見られてしまうエリアなのがびっくりです。もう既に大分楽しませていただいているんですけれども……?
入場料は大人500円。何度も利用OKな「パスポート券(1,000円)」の販売もあるので、滞在宿泊の方は毎日遊びに来ても良いかもしれません。
チケット売り場の先は両横をうっそうと茂る木々に囲まれた森の道。
木陰に「ダンスパーティー」などのあじさいの花々がキラキラと白く浮かび上がっていて涼やかです。
そんな徒歩1分ないくらいの日陰を進んでいくと、「往き↑」「帰り↓」看板と共に、奥の視界が急に開けました。あの、向こうに見えているのはもしかして…… ……海!?!?
林間をすっかり抜けると、そこには一面のあじさいの庭園と、その向こうに畑やガラス温室、さらに奥には陽光煌めく海や島影が。初夏の渥美半島全部のせ、のような素敵な景色が広がっていました。




右も左も下の方も、どこもかしこも色とりどりのあじさいたち。入口までと異なりここでは、違う色味や品種のあじさいが隣接して植えられているので、一面極彩色です。
興奮しながらあじさいロードを進んでいくと、すぐ目につくのが、斜面の一番高い所にある木造の建物。『展望台』です。
少々の階段があるので足が弱い方ですとちょっと厳しいかもですが、大丈夫な方は是非、【←見晴らし台】の立て看板のところから登っていきましょう。展望台そのものに登らなくても、その足元まででも登ればかなりの眺望が広がります。
(展望台への道はここ1カ所だけなので、後回しにすると後で戻って来なければいけなくなります)





展望台は三河材製。平成2年度に建築されたというプレートが付いていますが、未だに真新しい感が色濃いオシャレ休憩所です(周囲の森が風雨を遮ってくれているのかもしれません)。
休憩所内の陰からテラスの外を見やると――――――
右手の方には奥に風車群。あれは…… 休暇村あたりからが入口の、風車ロードにある通称”エグザイル風車”。渥美風力発電所(西の浜風力発電所)です。ということはそちらの方角は北北西、見える海は伊勢湾。奥に見えるのは知多半島や篠島。こんなに内陸から見えるものなんだ……とビックリです。
正面には堀切町のハウス群(恐らく電照菊や洋蘭など)と山。方角的に西の方なので、岡山や、初立池の横にある石堂山・城山あたりと推察されます。
左手方向ではさらに、和名山と、奥に三重県神島の姿が見えます。ということは向きは南東、伊良湖岬より南側エリアなので見える海は太平洋です。
こうしてみると改めて、渥美半島の周囲の海の様子や、花卉栽培の盛んさ(メロンやミニトマトのハウスも映っているかもですが)が身に染みます。





さて、展望台から階段を下って、斜面にある小道をだんだんと下っていきましょう。
シンボルツリーのような大きな木と、その足元のベンチ・あじさいたち がまず目につきます。
大きな木が日差しを遮ってくれるお陰で、その根元は雰囲気のある木陰の休憩スポットになっていて、周りにあじさいロードのカーブができています。
そのあたりから見上げる展望台とあじさい景も良い感じです。
斜面下を見下ろせば、あじさいの花畑と、小川に、池に、テーブル&イス……? 英国式ローズガーデン、のあじさい版、のような、ステキ空間が広がっています。……もはや楽園では???




こちらは庭園内の下1/4 ~ 一番下、あたり。
斜面の一番低いところ。まで下りてきました。
これまでの雑木林然とした森の木々とは一転、このあたりには背の高い椰子の木?が植えられていて、途端に南国リゾートっぽさが醸し出されています。
斜面上から、海と一緒に眺めるあじさいも良かったですが、あじさいの美しさだけを楽しもうと思うとこの斜面下から、斜面上や展望台を見上げる角度の方が、視界に入るあじさいの花の量が格段に増えるので、カラフルできれいです。
わたくしのカメラ性能的にも、このブログフォームの掲載画像のサイズ制限的にも、あじさいの美しさがお伝えしきれないのが悔しいところ。是非、実際に足をお運びいただいてその双眼に焼き付けていただければと思います。
さて、この一番低い辺りには、先程まで羨望の眼差しで見つめていた池やテーブルセットがあります。早速近くに寄ってみます。




あじさいに囲まれたエリアに、白い丸卓が4つと、イスがありました。何か焼き洋菓子やサンドイッチでも持ってくれば、きっと素敵な時間が過ごせたに違いありません、これは迂闊。
週末など、キッチンカーが出ている日や時間もあるようです。今日は居なくて残念です。
テーブルセットの近くに、小さい池と、そこにつながる水路が作られていました。水路(小川)には2カ所、小さな滝もありまして、あじさい園を散策中、ずっとその水音が聞こえていて、気分的にも爽やか・マイナスイオンたっぷりです。
また、野鳥のさえずりも合間合間に響いていていて、とても長閑。特にウグイスは、休暇村園地のそれより美声で悔しいです。さえずりに地域差・個体差が大きいという話は本当なんだなぁ、としみじみしてしまいます。


小川や滝、あじさいに沿って斜面の赤土の道をくねりくねりと上がっていくと、最終的には入ってきた林間の道へと合流します。
この林間の日陰を戻ると、もう出口。余裕のない時間にやってきた自分が悪いのですが、とても名残惜しいです。ちょっとしたお散歩や、綺麗な風景を楽しみながらのお弁当を広げる場所として、明日&明後日も来ても良いかもしれない…… そんな、整備なさっている方のご苦労が偲ばれる、美しい花の庭園でした。



出口近くにある青いテントは、『産地直送 直売店』。
あじさいの森でたっぷり観賞した素敵なあじさいたちを、お土産に買って帰ることができます。
本日の店頭には、花ぶりの良い大型の鉢がズラリ。迫力たっぷりです。
テントには、渥美あじさいの森を管理している、元・鉢花農家の永井一隆さん直伝「あじさいの育て方(や面白い楽しみ方)」が掲示されていますので、ご購入の際はこれを撮影しておいて、参考にすることができます。その道のプロに教われる機会などそうはないので、素人としては大変助かるところです。
この直売店から100m程度?ですぐ駐車場ですので、時間がなくてあじさいの森を見に行くことができない、という方も直売店の鉢花購入だけ利用することはできるかもしれません。





現在『満開』です。丁度いいところ。
一部盛りを過ぎている花もありますが、わずかに「これからもう少し咲きそう」な花もあることから、差し引きでほぼ『満開』といって差し支えないと思います。
特に直射日光がガンガンにあたっているところの一部の花に、ガクの端が茶色くなってきているものが見受けられるのですがその分、日陰・木陰の花の多くが「咲きたてかな?」というくらいの艶やかさ。
多分、全部の花びら(あじさいなのでガク片ですね)を集めて、茶色くなったものとそうでないものを集計したら 1:200~400 位では、というところです。
あじさいは種類により開花期間が違うのですが、大体2週間くらいは咲きますので、今月末の閉園まで、ちょうどいい具合になってくれるのではと思います。
もうとても綺麗ですので 是非! お早めに見に行ってみてください。





| 名称 | 渥美あじさいの森 |
|---|---|
| 場所 | 〒441-3626 愛知県田原市小塩津町後山 (渥美総合体育館 旧パターゴルフ場) |
| 開園期間 | 2026年5月30日(土)~2026年6月30日(火) |
| 開園時間 | 9:00~17:00 |
| 入園料 | 大人 500円 小学生 100円 未就学児 無 料 |
| 問い合わせ先 | 0531-36-6882 (NPO法人 With) |
| ●カーナビ検索時は 『渥美総合体育館』で調べて向かうと分かりやすいです。 |
今年オープンしたての『渥美あじさいの森』、花菖蒲やあじさい・ささゆりが無料で鑑賞できる『初立池公園 花しょうぶまつり』、各種観光農園での『メロン狩り』など、お楽しみ色々な初夏の渥美半島と伊良湖岬。
特に食べ物には、6月中旬頃~7月上旬頃限定の初夏の味覚「スイートコーン」・「露地メロン(イエローキングや肥後グリーン、タカミメロンなど)」や旨味凝集で巨大な『岩ガキ』など、この時期ならではの美味しいものがいっぱいです。農産物は道の駅やJA直売店で購入できたり、岩ガキは恋路ヶ浜周辺の和食系の食堂で楽しむことができますので、初夏シーズンも是非、渥美半島、そして休暇村伊良湖へお越しください。お待ちしております!
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