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2023.10.09

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廃線となった福井鉄道鯖浦線・陶の谷駅跡へ行ってみた。

スタッフ:野口新之介(次は桜の季節に)

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福井鉄道鯖浦線(せいほせん)は、かつて福井県鯖江市の鯖江駅と丹生郡織田町(現越前町)の織田駅を結んでいた福井鉄道の鉄道路線です。1926年に開業しました。「せいほせん」ですが「さばうらせん」とも呼ばれていたそうです。1973年に廃線となりましたが、一部にまだ当時の名残が残されています。
先日、陶の谷駅(すえのたにえき)の跡へ行ってきました。ここは越前町の指定史跡となっており、プラットホームや線路がそのまま残されており、往年の構内の雰囲気が感じられます。

廃線跡というのは全国にありますが、今となっては何も残っていないことがほとんどです。こういう駅のホームや線路が残っているのは、目で見てよくわかるので廃線跡好きには最も嬉しい遺構です。

こちらの写真は春の満開の桜。現在は越前町の桜スポットとして地元では知られています。
※写真提供:越前町観光協会

周囲は田んぼに囲まれたのどかな福井の原風景が残されています。列車に乗って車窓を眺めると気持ちいいだろうなと想像します。

すぐ近くで、たまたま見つけたのが「蝉丸」の墓。百人一首で有名な蝉丸です。坊主めくりでは、トランプでいうジョーカーに相当する札とされたりで知られていますね。

案内看板によると蝉丸は各地を流浪して、この辺りにたどり着き「私が死んだら陶の谷の真中に埋めてほしい」と遺言して亡くなったとのことです。

福井には足羽川とか丸岡城とか桜の名所が色々ありますが、ガイドブックなんかにはあまり載っていない、地域では有名な桜スポットがまだまだたくさんありまして、廃線(廃駅)と桜というのもとても情緒的です。

北陸新幹線福井開業を控える県内ですが、新幹線駅からの二次交通には課題が残っています。せっかくいいスポットがあるのにそこへの交通が充実しないと、新幹線効果が発揮されません。
休暇村では来春、主催バスツアーを充実させる予定です。桜スポットを巡るツアーに陶の谷駅跡も入れられたらいいなぁと思案中です。ブログをご覧の皆様、その時をお楽しみに。

【陶の谷駅跡】
福井県丹生郡越前町蝉口(休暇村より車で約60分)
【蝉丸の墓】
福井県越前町陶の谷67-8(休暇村より車で約60分)

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