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2024.05.20
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スタッフ:野口新之介(線路も道も続くよ)

駅をスタートして、その近隣を散歩するというのは、ちょっと非日常感がありまして、それが旅先だとなおさらのことかと思います。特に有名な観光地ではなく、そこに住んでいる人にとっては日常の風景でも旅人にとっては新鮮な景色だったりするものです。
先日、坂井市春江町にあります、えちぜん鉄道・西長田ゆりの里駅(駅番E35)の近くを歩いてみました。
5月中旬のことでしたが、金色の麦畑が広がっていました。黄金色の穂が風に揺らぎ、とても美しい風景でした。実は六条大麦の生産量が全国1位の福井県。最近では麦茶以外にも麦飯が身体に良い雑穀として特集されたり、六条大麦の茎で作るサスティナブルな「麦ストロー」が販売されたりして、六条大麦があらためて注目されています。

駅舎は2021年にリニューアルされました。窓が広く太陽が差しこみ、列車がよく見える開放的な造りです。日中は駅員さんがいらっしゃいますが、早朝や夜間は無人駅となります。

利用者はさほど多くないように思われますが、テクノポートと呼ばれる福井の工業団地に勤めてる方の送迎バスが朝夕にあるようで、その時間帯に限っては利用者が多い模様です。

近くを歩いていると「汗かき地蔵」なるものがありました。災害等が起きる前には全身に汗をかいて知らせたことから、そう呼ばれている様です。 昭和23年の福井大震災の前にも汗をかいて知らせたとされています。

案内板によると平成9年にも汗をかいていたそうで、拭いても拭いても止まらなかったことから、お経をあげてもらったとのことです。結局は何も起こらなかったのですが不思議な現象ですね。
お地蔵さんを近くで眺めましたが、汗は掻いていませんでした。こんな小さな発見ですが、なかなかこれはこれで面白い発見がありました。車では気づかない魅力が「歩く」にはありますね。「福井の駅から散歩」は、これからもゆるやかに続きます。
えちぜん鉄道・西長田ゆりの里駅
場所:福井県坂井市春江町西長田地区(休暇村から車で約30分)
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