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旅行記

2026.07.14

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クルーズ気分を味わう「さんふらわあ」の旅

スタッフ:川勝

最新鋭「さんふらわあ」で九州から南紀へ

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九州~関西間にはいくつかの航路が設定されていますが、今回は南紀方面への旅行に便利な大阪発着の商船三井さんの別府~大阪航路をご紹介します。
この航路には最新鋭の2隻が2023年より就航し、単なる移動だけでなく快適な船旅が楽しめます。また、飛行機や列車とは異なり夜行便の設定なので、朝一番から行動できるのも大きな魅力です。
今回は、九州方面から南紀方面へご旅行を予定されている方向けに「さんふらわあ」での船旅についてご紹介したいと思います。

昔は那智勝浦にも「さんふらわあ」が寄港?

本題に入る前に、休暇村南紀勝浦の位置する那智勝浦町宇久井(なちかつうらちょううぐい)にはフェリーターミナルがあり、かつては東京~高知間などに就航していた「さんふらわあ」も寄港していました。しかし利用の減少などにより2000年初めころには発着がなくなり、フェリーターミナルは現在閉鎖されています。

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日本交通公社(現JTB)時刻表1983年4月号より
これによると、下り便は東京フェリーターミナルを前日の18時20分に出発し、宇久井港に入港の後8時10分に高知に向けて出発していることがわかります。また、毎日ではなく隔日の運航だったようです。

別府から南紀ヘのルートを紹介

さて、今回ご紹介する航路は、別府国際観光港を夕方に出港し朝に大阪のさんふらわあターミナルに到着する航路です。別府の乗り場の案内から休暇村南紀勝浦までのルートをご紹介いたします。

別府駅からは国際観光港まではバスで移動

別府観光の玄関口となるJR別府駅からは周辺の温泉地に向かう市内線のほか福岡などに向かう都市間バスなど多数のバスが発着します。

JR別府駅ホーム

昔からある温泉マーク付きの駅名標がかわいい♪

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別府駅周辺には写真の竹瓦温泉のほか、個性的な温泉がたくさんあります。今回は乗り換え時間の関係で泣く泣くスルーしました(><)

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さて、別府国際港に向かうバスは駅東口から出てすぐ右側にある5番バス停から出発します。
 

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降車停留所は「さんふらわあターミナル」(そのまま!)で駅からの所要は約12分、210円です。

バスの車内から本日乗車する「さんふらわあ」が見えてきました。全長は28mもあります!

バスを下車するとすぐ前がターミナルです。ここのカウンターで手続きのうえ乗船します。
なお、乗船手続きは出港60分前まで(徒歩乗船の場合)に済ませるよう案内されています。

乗船記念に。

いよいよ「さんふらわあ」に乗船!

ターミナルカウンターで手続きを済ませるといよいよ乗船となります。エレベーターで乗船口まで上がりそこからの乗船です。なお、別府航路には商船三井さんの誇る最新鋭(2023年就航)の「さんふらわあくれない」「さんふらわあむらさき」で、この日は「さんふらわあくれない」でした。

下から見上げるとこんな感じ。乗船口があるのは船の6階となります。

ロゴマーク

ホテルのような「レセプション」と、その右側にあるのが売店。

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豪華客船のような3層吹き抜けのアトリウムと階段。

アトリウムでは天井や壁面に映像が映し出されるプロジェクションマッピングも行われます。

アトリウムを上から見下ろすとこんな感じ。

船内には展望浴場もあります。乗船後から利用でき、入り口には混雑状況も表示されます。またシャワー室も併設されており、こちらは航行中ずっと使用できます。女性用浴場にはパウダールームもあります。

自販機コーナー。奥の部分は客室へと続く廊下です。

缶ビール500ml缶350円、350ml缶270円と良心的?です。

船室部分の廊下。ここもホテルのようです。

定刻の18時45分に大阪に向けて出港

さて、船内をうろうろしているうちに出向前のアナウンスが流れました。ロビーでは白服の船員さんが出港の銅鑼(どら)を叩き、いよいよ大阪に向けて出港です。

銅鑼の音が船内に響き渡ります。

展望デッキからは、別府の温泉街に立ち上がる湯けむりが見えました。

船内にはビュッフェ形式のレストランがありゆっくりと食事ができます。メニューも豊富でついつい食べ過ぎてしまいました。料金は2,700円でソフトドリンクも含まれています。

ひと通り船内を探索した後は客室へ

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今回利用したのはスーペリアシングルの個室タイプで、ビジネスホテルの1室のような空間でした。一昔前はフェリーでの移動というとカーペット敷のスペースに雑魚寝というイメージでしたが、ずいぶん変わったものです。

大型のテレビもついています。

ユニットのトイレ・洗面スペースのほか、シャワーも付いています。

アメニティはタオル、歯ブラシ、寝間着、バスタオルのほか、さんふらわあの模様の入った使い捨てスリッパも用意されていました。室内には冷蔵庫や空気清浄機が完備されているほか、ドライヤーもありました。

波による揺れや騒音もなくぐっすりと睡眠

最新鋭のLPG船のためか、船特有の振動や騒音が全くなく、また、波の穏やかな瀬戸内航路なので揺れも全く感じずに気が付いたら夜が明けていました。

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船は定刻の6時35分に大阪の第1ターミナルに到着、別府からの約12時間のクルーズは終了しました。

大阪フェリーターミナルに着いた「さんふらわあくれない」。ご苦労様でした。

大阪駅から紀伊勝浦へ

さて、ここからはJR大阪駅に向かい、特急くろしお1号(大阪発7時39分)で紀伊勝浦を目指します。フェリーターミナルの最寄り駅は大阪メトロニュートラムの「トレードセンター前」駅で、下船口からそのままATC(アジア太平洋トレードセンター)を抜けて「トレードセンター前」駅まで行くことができます。

トレードセンター前からはニュートラムで1駅先の「コスモスクエア」駅まで乗車、ここで大阪メトロ中央線に乗り換え「弁天橋」駅まで移動します。

弁天橋では大阪方面行きの電車に乗りますが、連絡通路からそのままJRの改札に入ると天王寺方面のホームに出てしまうので要注意です。
弁天橋からはJR大阪環状線に乗り換え「大阪」駅で下車、ここで特急「くろしお」に乗り換えます。
 
大阪駅の特急「くろしお」発着ホームは随分離れており10分程度の乗り換え時間を要すので注意が必要です。またこの部分の改札内には売店などがないのでこちらも要注意です。

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無事に大阪駅の「くろしお」乗り場にたどり着きました。なお、下船から「くろしお」の発車まで1時間ほどしかないため、船の到着が少し遅れたり乗り換えに迷ってしまった場合は天王寺駅から「くろしお」に乗ると少し余裕が出ます。

大阪から「くろしお」で揺られること4時間、11時40分に紀伊勝浦駅に到着しました。

朝一番の「くろしお」で移動してきたため、ホテルチェックインまでの時間を有効に使うことができます。

紀伊勝浦駅で降りずに新宮駅まで乗車してそこからバスに乗り本宮大社に寄るもよし

紀伊勝浦駅からバスで那智大社・那智の滝をめぐるもよし

船便の利用で1日を有効に活用できます。九州方面から南紀へのご旅行に、クルーズ感覚で乗船できる船旅を選択されてみてはいかがでしょうか。

今回のスケジュール

さて、以上、別府~南紀へのルートを簡単にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。新幹線や飛行機と比べると所要時間はかかりますが、夜中に移動できるため効率が良く、また費用面でも少し有利ではないかと思われます。さらにフェリーなのでマイカーを積んでラクラク移動することも可能です。九州~南紀間の移動に一度利用されてみてはいかがでしょうか。

・今回の訪問日
 2026年6月30日~7月7日
 2025年6月24日~6月25日

※このブログに記載の料金な時刻などの情報は訪問日時点のものです。料金改定やダイヤ改正などにより変更となる場合がありますので、実際にご旅行される際には時刻表等でご確認ください。

南紀でのご宿泊は

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