旅行記
2022.08.29
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スタッフ:吉田

今回紹介するスポットは、岩手、宮城県を流れる東北最大・全国で4番目の流域面積を誇る北上川の上流・胆沢(いさわ)川に位置する旧石淵ダム資料館です。
岩手・宮城・秋田・山形県境にまたがる栗駒国定公園内の岩手県奥州市の胆沢(いさわ)ダム管理支所内にあります。




石淵ダムは、戦後すぐの1945年に計画・着工され、1953年に竣工した日本で初めて施工されたロックフィルダムです。
2013年にこの石淵ダムの下流に建設された胆沢ダムに引き継がれたことでダムとしての使命を終え、現在では胆沢ダムのダム湖・奥州湖の底に水没しました。
水没するまでの60年間、以前に幾度となく発生していた下流部への洪水調整や、日本最大級の扇状地としても知られる胆沢扇状地など近隣農作地への灌漑、水力発電と近隣や岩手だけでなく宮城県を含む下流部に多大なる影響をもたらしてきました。
この石淵ダム資料館では、そんな石淵ダムの計画から建設、そして完成後の近隣・下流部への影響などを模型やパネル、写真、映像、当時の貴重な資料などでわかりやすく解説しています。

また胆沢ダムの天端(てんば・ダム一番高い場所)に隣接している為東側にはこの石淵ダムやその後継の胆沢ダムからの灌漑で多大なる利益を得た胆沢扇状地を見渡すことができます。
皆様も是非この石淵ダム資料館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
アクセスはあまりよくありませんが、人々の水を得るための苦労や、洪水対策への意気込みがひしひしと伝わる戦後日本の復興への第一歩を感じることでその旅は過去から未来までの時間をも超えることのできる旅になるはずです。
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