ブログ
2019.03.24
8,475 view
スタッフ:富樫
こんにちは。奥武蔵ハイキング担当の富樫です。
今回は、飯能市民なら遠足などでほとんどの方が登っている
「天覧山」の自然と歴史をご案内します。


天覧山は飯能市街地の北西にある標高197mの低山です。
一体が県立奥武蔵自然公園に指定され、埼玉県指定の名勝第1号でもあります。
奥武蔵自然歩道をはじめ、ハイキングコースが整備されており、週末にはたくさんの
ハイカーや家族連れの姿が見られます。
2015年には、日本全国で500ヶ所ある「生物多様性保全上重要な里地里山」の一つに
選ばれています。


天覧山のふもとに「能仁寺」があります。
室町時代(1501年)、飯能の武将・中山家勝が曹洞宗の名僧を招いて
禅道場を開いたのが始まりとされており、能仁寺に祀られていた愛宕権現にちなんで、
天覧山は「あたご山」と呼ばれていました。
また山頂付近に一六羅漢があります。
羅漢とは、悟りを開いた立派なお坊さんの事です。
なぜここに羅漢があるかというと、五代将軍の徳川綱吉が病気になったとき、母の桂昌院が
病気の治癒を祈ったところ、完治し、それはありがたいということで、お礼に十六羅漢を奉納
されたというお話があります。
それもあって、あたご山から「羅漢山」と呼ばれるようになりました。

明治16年(1883年)に明治天皇が、山頂で辺衛兵の演習を統監されました。
これを機に、天皇の「天」・ご覧になったの「覧」をとって、今の「天覧山」と呼ばれるように
なりました。
また、三島由紀夫さんのSF小説「美しい星」(昭和37年発表)の物語にも、天覧山山頂の
展望台や明治天皇の行幸記念碑の記述があり、三島由紀夫さんが飯能で綿密な調査を
行なった様子がうかがえます。
低山の天覧山ですが実はもっとたくさんのエピソードがあります。
またいつかブログでご紹介します。
気軽に登れる山ですが、山頂からの景色は素晴らしいので、是非登ってみてはいかがでしょうか。
メールアドレスとパスワードの
ご登録がお済みの会員様
ご登録のメールアドレス・パスワードを入力後、
ログインしてください。
Qカードをお持ちで
メールアドレスのご登録をしていない会員様
初めてご登録されるお客様
※お客様の入力された情報は
「SSL暗号化通信」により保護されています。
安心してご利用ください。



