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2026.03.05
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スタッフ:杉森


鳥居をくぐり、階段を降りていくと、そこには外の明るさとは対照的な、静寂に包まれたトンネルが続いています。
コンクリートの壁面に、越前焼の柔らかな光が灯る幻想的な通路。
通路の脇には、西国三十三所の観音像がずらりと並びます。一歩進むごとに、
心が洗われるような感覚に。
実はここ、ただの通路ではありません。それぞれの観音様の足元には、各寺院の「お砂」が納められており、ここを歩くだけで「お砂踏み(巡礼)」ができるという、全国的にも珍しい場所なんです。



トンネルの最深部に辿り着くと、そこには本尊が祀られた拝殿が現れます。
凛とした空気が漂う拝殿。ここには、かつて漁師の網にかかったと伝わる「十一面観世音菩薩」が安置されています。
古くから「海上安全」と「大漁満足」の守護神として、地元の方々に大切にされてきたこの場所。手を合わせると、潮騒の音と線香の香りが混ざり合い、日常の忙しさを忘れさせてくれます。
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