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2022.11.09
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スタッフ:杉森

今回の三国町の歴史案内は、前回「松ヶ下西光寺」をご紹介した時に出てきた「米ヶ脇西光寺」をご紹介したいと思います。三国町の米ヶ脇という地区にあります。浄土真宗の古刹である「米ヶ脇西光寺は、一乗谷朝倉氏直系の寺だそうです。一乗谷朝倉氏が織田信長軍勢に滅ぼされた折、織田軍勢は福井の朝倉の息がかかった所はことごとく破壊し尽くしたが、この西光寺がその難を免れた理由は分かっていないそうです。

「米ヶ脇西光寺」は当初、越前海岸のほとり現川尻町に創建されたが16世紀半ばに米ケ脇へ移転された。福井は親鸞の弟子蓮如が布教した地であり浄土真宗への信仰が厚い土地柄です。西光寺は火災の難を逃れていて、桃山時代の建築様式をたたえる四脚門と鐘楼が特に古刹の味わいに趣を添えています。
鐘楼は宝形造桟瓦葺で、石積の基壇の上に建つ全体的に禅宗様でまとめられた建物で、頭貫・諸組物等に拳鼻が用いられています。

山門は、本柱の前後に四本の控柱をもつ四脚門の様式です。門は一間一戸禅宗様の切妻造桟瓦葺で、本柱が棟近くまで延びる珍しい門です。棟を支えるため、頭貫・組物・蟇股を設ける等、随所に珍しい表現が見られます。

「米ヶ脇西光寺」は本堂と庫裏の住所が異なります。本堂と庫裏の間を通る道の上を廊下で繋いでいるので「端寺」とも呼ばれています。本堂は「米ヶ脇」、庫裡は「宿」という集落にある非常に珍しいケースです。

この珍しい「米ヶ脇西光寺」は、海を見下ろせる高台にあります。昔の人達は、この景色を見ながら浄土真宗「南無阿弥陀仏」と唱えていたのでしょうか。そう考えると景色の見方も変わってきます。
今回の二つ目の「西光寺」はいかがだったでしょうか。以外は失礼かもしれませんが歴史的、建築方式等盛り沢山の「米ヶ脇西光寺」だと思いませんか?皆さんには是非、この山門、鐘楼を見に行ってみませんか。
「米ヶ脇西光寺」福井県坂井市三国町米ケ脇5-1-10 休暇村越前三国より車で約20分
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