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2024.07.02
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スタッフ:橘高
みなさま、こんにちは。いつも休暇村越前三国のスタッフブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
季節の変わり目、日本に昔から伝わる雑節のひとつ“半夏生(はんげしょう)”をご存じですか。夏至から数えて11日目頃からの5日間の時期を指します。毎年同じではなく太陽の位置によって日付が決まりますが、2024年は7月1日から始まります。
福井県では、大野市を中心とした地域に半夏生鯖(はげっしょさば)という風習があります。
今回は、半夏生鯖(はげっしょさば)についてご紹介したいと思います。

半夏生鯖(はげっしょさば)は、福井県の伝統の風習です。
「半夏生」の時期になると、福井県内では朝早くから大量の鯖が次々と焼かれて、町中に鯖の美味しい匂いが広がっています。

江戸時代、大野藩主が農作業で疲れた農民の体を思い、飛び地のあった越前海岸で取れたサバを丸焼きにして食べさせたのが始まりとされています。
大野藩(今の大野市)では、鯖の水揚げがとても多かったため、年貢として納められていました。福井県は、当時の都だった京都に食料を献上する「御食国(みけつくに)」だったのです。そのため、鯖も京都にたくさん運ばれていたと言います。

鯖を京都に運ぶための道は「鯖街道」と呼ばれていました。現在、「鯖街道」は日本遺産にも認定されている場所となっています。
半夏生に鯖を食べる意味ですが、「田植えが終わって厳しい夏が来るまでに体力をつけておく」という意味があります。
鯖は栄養が豊富で、夏バテしがちな暑さの厳しい夏に食べるのにぴったりです。
この風習は、地域に根付く食文化として、文化庁の「100年フード」の認定を受けました!
現在でも、福井県大野市の方たちの多くが半夏生に鯖を食べています。
半夏生が近づくと、大野市以外の福井県のスーパーに丸焼きの鯖がたくさん並んでいます。

福井県で食べる風習のある半夏生鯖は、一匹丸ごとです。丸焼きの鯖はジューシーで絶品です。
ほどよく脂が乗っているのでジューシーでとても美味しく、ペロッと食べ切ることができてしまいます。
半夏生に食べる行事食は、関西地方はタコ、香川県ではうどんなど、地域によってさまざまです。
私たちの食生活にお米は欠かせません。
2024年の半夏生は田植えを終えた農家さんを想いながら、行事食を食べゆっくり過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
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