旅行記
2024.04.28
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スタッフ:平石
こんにちは。
「富士駅から静岡駅までの途中下車旅」です。
休暇村富士から東海道線のなかでは最も近い富士駅から駅構内で東海道線と新幹線を結ぶ静岡駅まで行く間の各駅に途中下車をし、その先々でみつけたおすすめスポットをご紹介していきたいと思います。

今回は「新蒲原駅」で途中下車をしてみました!
新蒲原駅は静岡市清水区のかつて蒲原があった場所にある町です。
東海道の蒲原と聞くと、東海道五十三次の歌川広重が描いた

こちらの絵を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、私が散策した日には春ということもあり桜がちょうど散り時を迎えていました。

新蒲原駅から徒歩で約5分ほどの場所に昔ながらの家がたくさん並んだ場所がありました。

多くの家には現在も人が居住していますが、かつての東海道を説明する看板や、歴史的な家もたくさん並んでいます。



東海地方・関東地方を襲った安政の大地震でも倒壊を免れ生き続けている家、大名の方たちが参勤交代の往復に使っていた本陣の跡など、沢山の建物があり、現在に歴史を伝え続けていました。
特に旧五十嵐歯科医院は国の重要文化財にも登録され、中にも入ることが出来ました。

町家を洋風に増改築した擬洋風建築と呼ばれる建物だそうで、大正時代に家主の五十嵐氏が洋装に改装して現在の家の形になったそうです。
当時は2階を歯科医院、1階を住宅として使っていたとのことで、蓄音機や電話箱といったような五十嵐氏が暮らしていたころの原型を留めいていました。

また、今回は時間がなく寄ることが叶いませんでしたが、奥には映画にも出てきそうな水汲みポンプのある庭が広がっていました。

こちらの素敵なお庭は入ることも出来るとのことでしたので、お時間がある際には立ち寄ってみても楽しいかもしれません。
2回には宿場を改築したということがよく分かる場所が残っていました。



富士山の絵が彫られた欄間や古来より縁起が良いと伝わる鶴がお出迎えしてくれる特別待合室がありました。
奥にも畳八畳ほどの間があり、宿屋としても使われていた名残を感じました。
隣の診察室は五十嵐氏が改築した洋風の場所。



中には五十嵐氏が実際に使っていたであろう用具がズラリと並べられ、大正時代の歯科医がどのような道具を使っていたのか、どのように診察していたのかなどがよく伝わってくる造りとなっていました。
風景を楽しむことができる様にしたというガラス張りの診察室は患者さんたちも心地よく診察を受けることが出来ていたのではないかと思います。
因みに、こちらのガラスはガラス職人さんたちの手製のもので他にもいろいろな仕掛けや細工がされていますので、是非行かれた際にはその仕掛けや細工にも注目してみてください!

現在に昔の宿屋の面影やその後の人々の生活などを伝え続ける新蒲原駅周辺。
皆様も是非、新蒲原駅で途中下車し、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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