お知らせ
2021.06.01
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スタッフ:是松
5月19日、休暇村紀州加太最速で、ホタルの観賞ツアーが開始!とブログを書きました。
例年、休暇村紀州加太でのホタル出現時期は5月末頃。
1週間ほど早くホタルを見ることができましたが、それはなぜでしょうか?
色々な文献を見たところ、大きく2つの理由が関係していることがわかりました。
ここからの内容はあくまで個人的に文献を読み漁って調べた結果です。
調査や試験などを行った数値的な結果から基づく考察ではございませんのでご了承ください!

ホタルは、熱帯~温帯地域の多雨地域に生息する生き物です。
(アジアや南・北・中央アメリカなど、世界に約2000種のホタルがいます)
そのため、日本では、湿度や温度が高くなり、雨量が多くなる、
”梅雨”の時期にホタルが飛び始める傾向にあります。
今年はその梅雨入りが早かった!
近畿地方の梅雨入りは5月16日、昨年とは25日も早く梅雨入りをしたのです。
そのためホタルを例年より早く見ることができたと考えられます。
ホタルは幼虫期である冬から春の間を水中で過ごし、
気温や水温が上昇してくると岸に上がり、土の中でさなぎへ、その後羽化して成虫になります。
栄養を蓄える幼虫期の気温が低いと、出現が遅くなる傾向があることがわかっています。
今年近畿地方では、昨年よりも1月下旬頃から気温が上昇傾向となり、
4月には夏日とも言えるような暑さが続きました。
そのため、今年のホタルは幼虫から成虫への成長が早く、
飛び立つ時期が早かったと考えられます。

ホタルの発生時期が早いと、ピーク時期のホタルの数が分散されるため、
いつものピーク時期よりも飛翔数が少ないと言われています。
また、ホタルの寿命は1週間から2週間ほどと言われており、
通常であればこの時期は減少傾向に当たりますが、
まだまだ多くのホタルを見ることができるのはなぜでしょうか。
ホタルの出現は、上記のような気象条件にもよりますが、
卵や幼虫が過ごす川の環境も大きく影響を受けます。
梅雨時期が長いことや台風による川の増水により、卵や幼虫が流されてしまうことがあり、
それらは全て<翌年の発生状況>に影響が出てしまうのです・・・

2018年に発生した台風21号で、和歌山県は甚大な被害を受けました。
休暇村紀州加太でホタルを見ることのできる阿振川も増水し、
翌年の2019年・2020年のホタルの発生数は少なかったように感じます。
2020年度、和歌山への台風接近は10月の1回だけということで、
増水などの影響は受けませんでした。
そのため、多くの卵や幼虫が守られ生き残ることができ、
通年よりも多くのホタルが長期に渡り見られると考えられます!

ご宿泊のお客様はバスに乗って移動します。
休暇村の坂の下にあるキャンプ場の入り口まで降ります。

向かって右側に流れるのが阿振川です。

水は透き通り、とても綺麗で、草やコケがあるのが確認できます。
このような水流のある場所ではゲンジボタルを見ることができます。

阿振川の反対側には林地があります。
このような林地にはヒメボタルが生息しやすいと言われており、
川にはゲンジボタルが比較的出やすいです。
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