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2026.07.07

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ロマンチックな寄生樹

スタッフ:ロマンチスト春田

今日も休暇村スタッフブログをご覧頂きありがとうございます!
本日は牛留池へのお散歩で見つけることができる、寄生樹について紹介いたします。
 
~ヤドリギ~
寄生といわれるとなんだか身構えてしまう方もいらっしゃるかも知れませんが、実は
とてもロマンチックなエピソードをもつ植物です。


まずはその生態を紹介します!

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土のない空中で生きる「半寄生植物」
普通の植物は地面に根を下ろしますが、ヤドリギは一生を「木の上」で過ごす風変わりな植物です。ケヤキやサクラなどの落葉広葉樹の枝に、鳥の巣のような丸い塊を作って暮らしています。
 
ポイントは「半寄生」です。
宿主の木に根を食い込ませて、水分や養分をちゃっかり分けてもらっています。でも、自分でも緑色の葉っぱでちゃんと光合成をしているため、完全な居候ではなく「半寄生植物(はんきせいしょくぶつ)」と呼ばれます。
 
 
そんなヤドリギはどのように繁殖しているのでしょうか
ヤドリギが地面に落ちずに、高い木の上だけで増え続けられるのは、鳥を味方につけた驚きの仕組みがあるからです。

冬になると、ヤドリギは半透明の可愛らしい実をつけます。この実の中身は、お餅のようにネバネバとした強い粘液(果肉)で満たされています。

お尻から糸を引くフン
この実が大好物な小鳥たちの食事になったヤドリギの種は消化されずにネバネバをまとったままフンとして出てきます。

樹皮にくっついて発芽
粘り気のせいでお尻からなかなか離れないフンを、鳥たちが樹皮にこすりつけることで、種が高い枝にピタッと固定されます。土の上では絶対に発芽できないため、この「ネバネバ」こそが空中で生き残るための最大の武器なのです。

 季節による変化:冬に見つかる「空中マリモ」
ヤドリギは一年中葉を落とさない「常緑」の植物です。
春夏はカモフラージュ
春から秋にかけては、宿主の木も自分の葉を青々と茂らせているため、ヤドリギはその葉に隠れて地上からはほとんど見えません。

冬にだけ現れる不思議な光景
冬になり、宿主の木がすっかり葉を落とすと、それまで隠れていたヤドリギの緑の球体がポコポコと姿を現します。その姿はまるで「宙に浮かぶ緑のマリモ」のよう。真冬の寒さの中でも生き生きとした緑を保ち続ける生命力を持っています。

そんなヤドリギにまつわるロマンチックな逸話を紹介します。
ヤドリギには、北欧神話に由来する「愛と平和の象徴」としての伝説があります。光の神バルドルがヤドリギの矢で命を落とした際、母の流した涙が白い実になり、彼の復活後に「ヤドリギの下を通る者にはキスを授け、悪意には使わない」と誓ったことが起源です。これが現代にも伝わり、クリスマスに「ヤドリギの下でキスをしたカップルは永遠に幸せになれる」という、ロマンチックな結婚のジンクスとして親しまれています。

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