ブログ
2026.07.29
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スタッフ:ヴィア



いつも休暇村乗鞍高原スタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「工女たちが泊まる宿って、どんな場所だったんだろう?」
そんな疑問を持ったのは、松本市にある日本浮世絵博物館の近くを散策していた時のことです。そこで見つけたのが、「宝来屋(ほうらいや)」という建物でした。江戸時代の終わりごろに旅館として建てられましたが、明治時代から大正時代にかけては、飛騨地方から諏訪や岡谷の製糸工場へ向かう工女たちが宿泊する場所として使われていたそうです。




調べてみると、信州では製糸業が地域の発展を支える大切な産業だったことを知りました。その裏では、多くの若い女性たちが故郷を離れ、製糸工場で働いていました。長い旅の途中で宝来屋に泊まり、そこから新しい生活を始めた人も少なくなかったそうです。そんな歴史を知ると、この建物はただの古い宿ではなく、多くの人の新しい一歩が始まった場所なのだと感じました。
宝来屋を訪れて、歴史はお城や有名な建物だけに残るものではないと感じました。一見すると普通の宿ですが、ここにはたくさんの人の人生の始まりがありました。今も大切に保存されているのは、その時代を生きた人たちの思いを伝えるためなのかもしれません。

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