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2025.06.30
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スタッフ:野口新之介(そば好き)

「駅そば」とも呼ばれる「立ち食いそば」。早く食べられて値段が安く美味しいというファーストフード的な存在でしたが、全国的にその店舗数は徐々に減少傾向にあるそうです。原材料の高騰、人手不足、コンビニや他の飲食店の充実、そして鉄道の利便性が向上して駅に滞在しなければいけない時間が減少していることなどが挙げられるとのことです。
かつて福井県でも今庄駅-敦賀駅間は12本のトンネルに加えて、木ノ芽峠の急勾配を上るため4ヶ所のスイッチバックが連続する難所で、どの列車も今庄駅で補助の蒸気機関車を付け替えする必要がありました。機関車の付け替えには時間がかかるため、今庄駅で立ち食いそば屋は大人気だったそうです。1962年に北陸トンネルが開通に伴い、そのニーズは激減し、現在は福井駅に移転して営業を継続しているのが上記写真の「今庄そば」です。
福井県ではその他、敦賀駅、ハピラインふくいの武生駅でも立ち食いそば(駅そば)が食べられます。

福井駅構内の今庄そばの営業時間は6:00~23:30。先日、大阪へ出張の際に入店しました。朝6:40頃でしたが盛況。朝食は食べたものの、2回目の朝食として別腹でいただきました。

オーダーしたのはシンプルに「かけそば」。太麺で柔らかめ。時間帯の関係かどうかわかりませんが、お客さんのオーダーを見ていると、かけそばが一番人気の様です。
立ち食いそば、新幹線・特急の車内販売の撤退は全国的に見られる傾向で、「鉄道ならではの食」を楽しむのが難しくなってきていますが、福井ではまだまだ元気で北陸新幹線でも車内販売は営業されています。旅と食は切っても切れない関係で、列車内・駅で食べると同じ料理でも更に美味しく感じます。福井旅行の際は、そんな駅文化をお楽しみいただくのはいかがでしょうか。
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