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2022.06.26
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スタッフ:一ノ瀬
本日も休暇村乗鞍高原のブログをご覧いただきありがとうございます。
先日散歩中に珍しいミノムシを見つけました。
さて、突然ですが下の左右の画像のどちらが珍しいミノムシでしょうか?

①枝からプラプラ
ミノムシと言えばこれ
伝統のぶら下がりスタイルのオオミノガ

②枝からニョキニョキ
休む時は横になりたい...斜めにミノを作るチャミノガ
正解は①番のオオミノガでした。
②番の方が珍しいと思う方が多いと思いますが、チャミノガのミノは擬態性が高くよく観察しないと見逃しがちです。
それでも①番のミノムシの方が良く見るよと思った方、それは本当に「最近」でしょうか。
実はオオミノガが珍しいくなってきているのはここ30年の事です。
原因になっているのは90年代に日本に侵入してきた外来種「オオミノガヤドリバエ」というハエの一種です。
すごい不穏な名前ですね...
このハエは、オオミノガのミノのそばの葉に小さな卵を産み、その卵をオオミノガの幼虫に葉っぱと一緒に食べさせることで幼虫の体内に侵入します。
食べられた卵はオオミノガの幼虫の体内で孵化して栄養を奪いながら成長し、幼虫の体を突き破って出てきてミノの中でサナギになり、成虫になったらミノから脱出してまたオオミノガがいる近くの葉っぱに卵を産み付けるという恐ろしい生態を持った昆虫です。
オオミノガはこの天敵から身を守る手段をほとんど持っておらず、一方的に寄生されてしまいまうため、現在ではオオミノガを絶滅危惧種に指定している県もあります。
ミノムシは古くから日本人になじみのある虫で、秋の季語として正岡子規や松尾芭蕉の俳句にも登場したり。秋の絵本などにも必ず登場する子供人気の高い虫でもあります。
外来種相手の対策は難しいですが、見つけたら応援してあげたいですね。
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