網張のいきもの観察記録⑯ ~ヒメオオクワガタ~
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スタッフ名:渡邊
本格的に夏休みシーズンに入り、キャンプ場やホテルにご宿泊のご家族でお子様が虫取り網を持っている機会が多くなってきた気がします。
今回は日本では一番身近なクワガタの種類に当たる「コクワガタ」について少しご紹介します。
という投稿でしたが、すみません。知り合いの昆虫博士に念のため聞いてみたところ今回見かけたこのクワガタは「ヒメオオクワガタ」という種類でした。
コクワガタ(小鍬形)は日本・朝鮮半島・中国・台湾など東アジアに広く分布し、日本では北海道から九州まで全国に分布しています。
小型のクワガタムシという和名ですが、実際日本におけるクワガタとしてはそこまで小さくなく(特にオス)、中型種とされています。
一方今回見つけたヒメオオクワガタ(姫大鍬形)は高山帯(1000~1600m)に生息しているクワガタで、北日本地域で多く生息しているそうです。メスについてはコクワガタのメスと見た目が似ていますが、コクワガタよりも一回り大きくまた胸と腹の部分のくびれが深いのが見分けるポイントとのことです。
網張温泉周辺でもミヤマクワガタと同じく7月に入ったころから少しずつ観察できるようになり、少し気にして探せばそこら中にいます。
お子さまもですが一緒にお父さまも昔を思い出して昆虫採集するのも良いかもしれません!
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