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2025.12.04
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スタッフ:西村
12月に入り、上越のまちに少しずつ冬の気配が漂い始めます。
そんな季節の風物詩として欠かせないのが川渡餅(かわたりもち)。
実はこの川渡餅、買えるのは11月30日と12月1日のたった2日間だけなんです。
川渡餅の由来は、戦国時代に遡ります。
川中島の合戦で、上杉謙信が兵を率いて千曲川を渡る前、士気を高め、戦勝祈願のために兵へ餅をふるまったという逸話が残っています。
この故事にならい、上越では毎年12月1日に川渡餅を食べる習慣が根付きました。
謙信公の武運にあやかるだけでなく、無病息災や子どもの健やかな成長を願って食べる、冬の大切な行事となっています。


今回は高田にある、大杉屋さんという菓子店で買ってきたものを頂きました。
しっとりとした餡子に包まれた餅はもっちりと柔らかく、餡子との相性抜群です。
甘さは控えめですが、ひとつ食べるだけで満足感があります。
川渡餅は、上越地域の多くの和菓子屋さんがそれぞれの味で作っています。
餡子の食感や甘さ、お餅の柔らかさ、形の違いなど、
お店ごとに個性があって食べ比べるととっても楽しいんです。
一年に一度しか食べられない特別な川渡餅。
冬の訪れを感じながらいただく川渡餅は、今年も変わらず心をほっと温めてくれました。
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