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2021.09.19

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網張のいきもの観察記録⑱ ヤママユ

スタッフ:渡邊

すっかり秋の空気に入れ替わり、木々も種類によっては少しずつ色づいたり、真っ赤な実をつけているのもでてきました。
今回はこの時期に見られる人によっては苦手な方もいらっしゃるかもしれない蛾(ガ)の仲間「ヤママユ」をご紹介します。

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圧倒的な存在感

ヤママユ(山繭・天蚕-テンサン)は鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガで、翅を開いた状態で大きいものでは150mmにもなる大型のガです。
全国的に分布しており、年に1度の発生で8~9月にかけて多く見られます。
色彩は黄色い感じの色~赤褐色と個体により色に変異が見られます。今回観察できたのは黄色い個体でした。
また4枚ある翅全てに1つずつ眼状紋(がんじょうもん)と呼ばれる目のような模様があります。
今回見つけられたのも、遠くからでもわかるその大きさと存在感によるものでした。
 

ヤママユの生涯

ヤママユは卵の状態で越冬を行い、翌春に孵化した後大きくなるまでクヌギやコナラなどに寄生します。
繭(まゆ)は楕円形で黄緑色に白粉を混ぜ、小枝に沿ってつくられることが多いそうです。
成虫になった個体は主に夜行性とされ、多くは夜の時間帯に観察できます。
因みに成虫になったヤママユ、実は幼虫の時に蓄えた養分だけで残りの時間を過ごすそうです。
ちょっと儚いなぁとも思いましたが、幼虫の写真を調べてみると「あぁ、たくさん蓄えてるんだなぁ・・・」と思うくらい立派な幼虫が出てきて、私一人で勝手に安心してしまいました。
 

もし幼虫が気になる方は、調べてみてください。

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