赤山(あかやま)地下壕跡へ行ってきました。
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スタッフ名:野島
皆様、こんにちは。
館山には数多くの戦争遺跡が残っていることをご存知ですか?
幕末から館山は、その地理的な要因のために日本の首都をまもるための重要な地となっていきます。
そのため、砲台や海軍航空隊などの様々な軍事施設がつくられました。
今回ご紹介する、赤山地下壕もそのうちのひとつで、
その全長は1.6kmと全国的にも大きな壕だそうです。
壕のそばの豊津ホールで受付をすませると、ヘルメットと懐中電灯を手渡されます。
壕に入っていくと、体がひんやりとした空気に包まれます。
壕の資料はないのですが、利用されていた当時を知る人々の証言から、その様子を推察できます。
素掘りながら、ほとんど狭さを感じない空間を進むと、つるはしで掘られた跡も多く見られ、
その苦労や思いを考えさせられました。
壕の内部では、美しい地層の重なりも観察できます。
受付では昔の館山の様子も教えていただけるので、ぜひ一度訪れてはいかがでしょうか?