館山は海だけじゃない!樹齢800年の千葉一大きいビャクシン
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スタッフ名:野島
館山の海沿いから緩やかな坂道を進むと、
10分も歩かないうちにのどかな田園風景が広がります。
海辺の街から少しずつ変わる雰囲気を、のんびり散策しながら楽しめます。
「沼のびゃくしん」はそんな穏やかな地域にある十二天神社(じゅうにてんじんじゃ)の境内にどっしりと根を下ろしています。
ちなみに沼とは館山市の地名のひとつ。
「沼のびゃくしん」は、振り返れば館山城が見えるほど近くにあります。
ビャクシンはヒノキ科の常緑針葉樹で、地方によってイブキ(伊吹)やビャクダン(白檀)といった色々な別名でも呼ばれます。
大木は幹が大きくねじれることが特徴で、海岸の近くで温暖な気候を好みます。
「沼のびゃくしん」は樹齢800年、幹周7.45m、樹高17mで、
横にも広がっているのが印象的でした。
木に近づくと、そのたくましさが際立ちます。
樹勢回復のための治療も行われたためか、
一部の枯れた枝を補えるほどの勢いを感じます。
「沼のびゃくしん」の徒歩10分圏内には、「沼のサンゴ層」や、
光が反射することで、黄金に輝いて見えるヒカリモの自生地もあります。
海とはまた違う自然の魅力を館山で感じるのはいかがですか?
「沼のびゃくしん」所在地
千葉県 館山市 沼443十二天神社
JRバス「館山小学校前」下車 徒歩15分