南阿蘇ビジターセンター便り
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スタッフ名:南阿蘇ビジターセンター
ロクオンソウ(鹿苑草)
(キョウチクトウ科カモメヅル属)
阿蘇野草園の湿地のコーナーでロクオンソウが開花しています。
日本では四国・九州に分布しており、日当たりの良い草地で生育しています。
高さ40~100㎝ほどに成長し、お花は目立たないですが、クリーム色の星形のお花を咲かせています。そんなお花にも面白い仕組みがあります。
一般的な植物は粉状の花粉を持ちますが、ロクオンソウなどのカモメヅル属の植物たちは花粉の塊(花粉塊)を持っています。その花粉塊に繋がっている柄が強い粘着性があり、蜜を吸いに来た昆虫にそれがくっつくことで、いっぺんに沢山の花粉を移動させることができるのです。数少ない花の生存戦略なのでしょうか…?
他のお花と違う形のお花の仕組みを観察してみてくださいね✨
この野草も、草地の減少などによる環境の変化により、絶滅危惧種に指定され、保護対象となっています。不思議なことにあまり群生はしない傾向のようですので、お花で遊び過ぎず、翌年に種を残すことも考えながら、観察しましょう。
✿花言葉…「揺れる心」「変身」「初恋」