富士市の歴史にふれる「広見公園」へ!
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スタッフ名:髙井
皆さま、こんにちは!
いつも休暇村富士のブログをご覧いただきありがとうございます!!
今回は、静岡県富士市にある「広見公園」をご紹介します。
広見公園といえば、富士山を望む景色や、季節ごとに咲く花々が楽しめる公園として知られています。しかし、広見公園の魅力は自然の美しさだけではありません。園内には、富士市の歴史や昔の人々の暮らしを知ることができる「ふるさと村歴史ゾーン」があり、歴史好きの方はもちろん、ご家族でのお出かけにもおすすめの場所です。
今回は、そんな広見公園の歴史を中心に、園内の見どころやアクセス情報をご紹介します。
広見公園の始まり
広見公園は、昭和41年(1966年)11月に、2市1町の合併を記念してつくられた公園です。現在の富士市につながる地域の歩みを感じられる場所であり、市民の憩いの場として親しまれてきました。
公園の面積は約13.67ヘクタールと広く、芝生広場や遊具広場など、さまざまな施設が整備されています。その中でも注目したいのが、富士市の歴史的な建造物や遺跡を紹介する「ふるさと村歴史ゾーン」です。
ここでは、富士市内に残されてきた歴史的な建物を移築・復元したり、遺跡の発掘調査で明らかになった昔の建物を再現したりすることで、この地域の歴史や文化を身近に感じられるようになっています。
古墳や遺跡から知る、富士市の昔の暮らし
広見公園の歴史ゾーンでは、江戸時代や明治時代の建物だけでなく、さらに古い時代の人々の暮らしにもふれることができます。
そのひとつが「横沢古墳」です。
横沢古墳は、6世紀末から7世紀初めごろにつくられたと考えられている円墳です。広見公園に隣接する道路の開発に伴って発掘調査が行われ、その後、公園内に移築・復元されました。
古墳の規模や副葬品などから、当時の伝法地区周辺を治めていた有力者の墓であったと考えられています。
東平遺跡は、古墳時代から平安時代にかけての大きな集落跡で、発掘調査では掘立柱建物の跡が数多く確認されています。
園内では、こうした調査成果をもとに、竪穴建物や高床倉庫など、当時の暮らしをイメージできる建物が復元されています。
江戸時代の暮らしを伝える「旧稲垣家住宅」
歴史ゾーンの中でも、ぜひ注目していただきたい建物が「旧稲垣家住宅」です。
この住宅は、文化元年(1804年)に建てられた養蚕農家の住宅で、建築年代が分かっている建物の中では富士市内で最も古いものとされています。現在は静岡県指定有形文化財となっています。
旧稲垣家住宅には、養蚕を行うためのさまざまな工夫が見られます。屋根の形や屋根裏の空間、室内の構造などには、蚕を育てるための通風や採光、保温を考えた知恵が生かされています。
自然の風や光を上手に取り入れながら、住まいを工夫していたのですね。
江戸時代から明治時代へ、移り変わる建物の姿
日本の建築文化は、時代とともに変化してきました。伝統的な木造建築が受け継がれる一方で、明治時代になると西洋の文化や技術が取り入れられ、建物のデザインにも新しい変化が現れます。
歴史ゾーンを歩きながら建物を見比べると、屋根や窓、壁の造りなど、それぞれの時代ならではの特徴に気づくことができます。
また、園内には昔の道しるべなども展示されています。現在のようにスマートフォンや地図アプリがなかった時代、道しるべは旅人や地域の人々にとって、目的地へ向かうための大切な手掛かりでした。
地域の歴史と文化を学べる「富士山かぐや姫ミュージアム」
こちらは、富士市の歴史や文化、自然などについて学べる博物館です。昭和56年(1981年)に市立博物館として開館し、平成28年(2016年)に「富士山かぐや姫ミュージアム」としてリニューアルオープンしました。
特に興味深いのが、富士市に伝わる「富士山とかぐや姫」の物語です。皆さまは、かぐや姫が月ではなく富士山へ帰るという物語をご存じでしょうか。
一般的によく知られている『竹取物語』とは異なる、富士市ならではの伝承にふれることができます。地域に伝わる物語や伝説を知ることで、富士山を眺めるときの楽しみ方も少し変わるかもしれません。
※博物館の開館日や展示内容は変更される場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。
歴史だけではない、広見公園の魅力
広見公園は、歴史や文化にふれられるだけでなく、自然を楽しめる公園でもあります。
11月からは紅葉が見れる季節になります。
さらに、天候に恵まれれば富士山を望むこともできます。歴史ある建物や緑豊かな園内を歩きながら、雄大な富士山を眺める時間は、広見公園ならではの楽しみです。
歴史に興味のある方はもちろん、自然の中でのんびり過ごしたい方や、写真撮影を楽しみたい方にもおすすめです。
広見公園へのアクセス
広見公園は、静岡県富士市伝法46番地の1にあります。西富士道路の広見インターチェンジから近く、車で立ち寄りやすい場所です。
【お車でお越しの場合】
・東名高速道路「富士IC」から約5分
・西富士道路「広見IC」からすぐ
・新東名高速道路「新富士IC」から約5分
【電車・バスでお越しの場合】
・JR東海道本線「富士駅」から富士急静岡バスを利用し、「広見団地入口」バス停で下車、徒歩約5分
・JR東海道新幹線「新富士駅」からお越しの場合は、路線バスの乗り継ぎなどをご確認ください。
【駐車場】
公園には駐車場があります。駐車場の利用時間は、案内情報では午前8時45分から午後9時までとなっています。利用条件や最新情報は、訪問前に公式案内をご確認ください。
【所在地】
静岡県富士市伝法46番地の1
【お問い合わせ】
公益財団法人 富士市振興公社 公園事業課
電話:0545-55-3553
おわりに
今回は、富士市にある広見公園をご紹介しました。
広見公園は、四季折々の花や富士山の景色を楽しめるだけでなく、古墳や遺跡、江戸時代の住宅、明治時代の建物などを通して、富士市の歴史を身近に感じられる場所です。
昔の人々がどのような住まいで暮らし、どのような仕事をし、どのように地域を築いてきたのか。復元された建物や遺跡を実際に見ながら歩くことで、教科書だけでは分からない歴史の面白さに出会えるかもしれません。
歴史を学びながらのんびり散策したい方は、ぜひ広見公園へ足を運んでみてください。
富士市の新たな魅力を発見する、素敵な時間になるのではないでしょうか。