弘法大師御誕生1250年記念祭
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スタッフ名:田中
今年は、弘法大師御誕生から1250年の記念すべき年にあたります。
ご生誕の地 善通寺では、4月23日から6月15日の期間で1250年記念祭を開催しています。
弘法大師は、宝亀5年(774年)6月15日にお生まれになっています。
幼少の名は「真魚」(まお)と言います。その後、22歳の時に僧侶の道を目指し「空海」に改名。
921年に醍醐天皇より弘法大師の諡名(おくりな)をいただいています。
ゴールデンウィーク中も開催していますので、是非この機会にお立ち寄りいただければと思います。
善通寺のシンボルでもある五重塔。
高さは約43mあり、国内の木造塔としては日本で3番目の高さとなります。
今までに火災や台風での倒壊などがあり、現在の五重塔は4代目になります。五重塔の中心にある心柱は、屋根から鎖で吊り下げられており、礎石と心柱の間には6㎝の隙間がある懸垂工法が取り入れられています。
今まで、外からしか見る事が出来ませんでしたが、1250年祭に合わせ内部の特別公開が行われています。
早速、拝観料300円を支払い見学することにしました。堂内は撮影禁止です。
今回の公開は、1階と2階部分の公開です。
2階に上る階段は、狭く急勾配となっており、慎重に上り下りしないと滑り落ちてしまいそうです。2階に上がると、ベランダ部分に出る事ができ、2階からの風景を写真に収めました。
心柱の6㎝の隙間も見れますし、内部の構造も中々見れない貴重な体験でした。
50年に一度の特別御開帳 御影堂秘仏本尊・瞬目(めひき)大師像が見られます。50年後は、生存していないと思いますので、私にとってはラストチャンス。
拝観料は2000円ですが、御開帳の他にも戒壇めぐりや宝物館での「チベット密教展」を合わせて見る事ができます。
お寺も商売上手ですね。1250年記念のTシャツやエコバック等の販売がありました。
納経帳(御朱印)も1250年バージョンや、善通寺×ANAなど企業とコラボした商品もありました。
弘法大師も稚児大師として、キャラクター化されるとは思っても見なかった事と思います。今回の1250年祭を記念して新しくキャラクターデザインされたものです。マスコットや手鏡、エコバックと商品も豊富ですね。