バス旅 お城めぐり(1回目)に行ってきた
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スタッフ名:田中
バス旅 四国のお城めぐりに行ってきました。
2023年5月14日~3泊4日の行程で、香川県と愛媛県のお城を巡りました。
お城巡りのツアーは、今回が初企画です。
「お城=天守」、「天守がなければお城じゃない」と思っている方も多い様ですが、私もその内の1人かもしれません。
しかし、天空の城と呼ばれる「竹田城」など、いわゆる廃城なども人気となるケースも出てきています。
ゆっくりと歴史を感じながら、四国を旅してみましょう。
1日目は、香川県を巡ります。
丸亀城・・・現存する12天守の1つ。標高66mの亀山に築かれた平山城です。
元々は、天守の無いお城でした。1658年に京極高和が、本丸に3重3階の御三階櫓を
築いたのが現在の天守です。櫓として作られましたが、完成当時から天守として使用
されている様です。
石垣の総高は60mにも達し、日本一とされています。
※昼食は、宇多津町の塩がま屋さんで、讃岐うどんをいただきます。
栗林公園・・・高松藩主松平家の別邸として歴代藩主が300年かけて完成させた回遊式庭園です。
ここは、お城ではありませんが、高松藩主のお庭として立ち寄りました。
高松城・・・堀に海水を引き込んだ、本格的な水城です。天守は、明治17年に腐汚のため取り壊さ
れ、現在は天守台が残されています。天守は、地上4階、地下1階で四国一の大きさ
であったようです。昨年、桜御門が改修され、7月までの土日に内部を公開していま
す。
屋嶋城・・・こちらは、戦国時代よりも遥か昔、日本書紀に出てくる朝鮮式山城の一つです。
平成10年に屋島山上、西南斜面において石積みが発見され、約14年に及ぶ発掘作業に
よって城門の一部が改修されています。
2日目は、愛媛県のお城を巡ります。
川之江城・・・1337年土肥義昌によって築城。戦国時代に入ってからは、幾度も攻められ落城して
います。その後、長期にわたり廃城であったお城です。旧川之江市制施行30周年記
念事業として、建造された模擬天守です。内部は、資料館となっています。
今治城・・・築城の名人 藤堂高虎が初めて自身の城として完成させた水城。明治2年に廃城とさ
れ昭和55年に天守が再建されていますが、明確な史料がないため復興天守となってい
ます。
※昼食は、来島海峡が一望できる、伊豫水軍さんで海鮮丼をいただきました。
お刺身に生卵を絡めて、ご飯と共にいただきます。
松山城・・・豊臣秀吉の家来で賤ヶ岳七本槍の1人に数えられる加藤嘉明が築城。四国では一番の
巨城です。創建した当時の天守は五重で小天守と連立する構造となっていましたが、
落雷による焼失。長らく天守なしの状態が続いたが、1854年に復元ではなく、新たに
設計された、日本で最後の天守建築となり、現存する12天守の1つです。
今治城、藤堂高虎公。江戸時代になり、戦が無くなったことから、甲冑を着ていません。
松山城、加藤嘉明公騎馬像。。賤ヶ岳七本槍・七将の1人として数えられるだけあって、馬に乗った姿は勇ましい。
松山城に保管されている、江戸後期に描かれたとみられる武士の似顔絵。改修工事に関わった職人による落書きです。
松山城内には、刀の重さを体験できるコーナーや甲冑装着体験、火縄銃を触れるコーナーなどがあります。
他にもご紹介したいものが山ほどありますが、実際に訪れて体験してみてください。
バス旅 お城巡り 第2回目は、愛媛県の大洲城や宇和島城、高知県に入り中村城や高知城などを行程に入れて行こうかと思っています。
お城に興味のある方は、是非ご参加ください。※お城巡りは結構歩きますよ。