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2020.09.02
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スタッフ:久保田哲也
いつの間にか立秋を過ぎ、今週初めには処暑も過ぎていました。
処暑とは厳しい暑さの峠を越したころで朝夕には涼しい風が吹き、
心地よい虫の声が聞こえてくるという時期ですが、今年は状況が
大きく違い、お盆を過ぎてさらに暑さが増してきているような気がします。
これは先週にゆっくりと日本の九州沖を大陸方面に抜けていった
台風8号と次に近づいている台風9号が大きく影響しています。
低気圧は時計と反対周りに風が吹くために、太平洋の暑くて湿った空気が
四国沖から中国地方に大量に入り込んできて、大山などの中国山地に
当たり、日本海側に吹き降ろしてくる時にフェーン現象を引き起こして
危険な暑さになっているという状況です。
台風9号が抜けていくと予測される9月3~4日あたりから一気に涼しく
なるかもしれません。
今回は鳥取県中部の三朝温泉の東に位置する霊山、また「日本一危険な
国宝」として知られる三徳山投入堂をご紹介します。
あまり詳細な説明はここでは省きますが、軽い観光気分で登れる山では
ありません。
日本の伝統的な登山のスタイルを守っている山であり、いわゆる西洋の
登山とはまったく違います。
西洋では山は恐怖の対象とされ、登ることで恐怖を克服することに対し、
ここ三徳山では山は命をもらう場所であり、自然崇拝の対象であるために
山を敬う気持ちを持って登らなければなりません。

ここ三徳山は修行の場であり、大山が明治になるまで一般人が登山が
出来なかったように、三徳山も未だに一般の人は入山できません。

しかし「六根清浄」と書かれた輪袈裟を身につけることにより、
自然を大切にし畏敬の念を抱く修験者の一人であるということで
入山が許されます。
従ってストック、アイゼンは山道や木の根を傷めるために使用禁止であり、
スリッパ、かかとの高い靴や革靴も入山できません。
その際は受付所でわらじを購入して履き替えてください。
実はこれがお勧めで、まず濡れた木の根などでも滑らない。また岩の形などに
足裏が湾曲するので歩きやすいのです。
ここ三徳山三佛寺については書けばキリがないぐらいに歴史的価値があり、
私たちが忘れかけている山に対する気持ちなども思い起こしてくれる
山だと思いますので、ぜひ一度は登ってみて下さい。
一人では入山できないとか雨が降っていても入山できない、また
山の中では火気厳禁で食事もNGと注意事項もありますので、詳しくは
ネットで検索するか、三徳山本坊三佛寺(0858-43-2666)に
直接問い合わせてみてください。
ガイドの依頼も受けてくれますし、私たち大山プロガイド協会でも
もちろん安全に登り楽しんでいただくためのガイドを受けています。
ちなみにここの山ほどガイドがつく場合とつかない差が出る山は
ないと思います。



大山の夏山登山道も同じことが注意点として挙げられますが、今の時期は
水分量が一番大切です。
今の暑さが続くようであれば、500ペットで最低4本はお持ちください。
内訳としては健康飲料2本、お茶と水が各1本で計4本が目安です。
登っていると汗が出ます。その喉の渇き潤すために水だけ飲むのではなくて、
必ずナトリウム(塩分)を摂取してください。
汗と一緒に体の中の塩分も同時に出ていますので、水だけ飲んでいると
ちょうど味噌汁にお湯を加えて、味が薄くなるのと同じ原理になります。
従ってお勧めはポカリスエットとかOS-1などがあります。
水は必ず1本はお持ちください。体にかけて冷やしたり、傷口を洗ったりと
用途は多岐に亘りますので便利です。
また小さな子供さんは新陳代謝が激しいためによく汗をかきますので、
しっかりと水分補給を心掛けてください。
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