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2021.02.04

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だいせん登山道の最新情報~立春~

スタッフ:久保昌之

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2月3日(水)現在の大山夏山登山道の最新情報をお知らせ

午前8時半の大山寺の天候
くもり 気温マイナス5℃ 微風
午前11時半の山頂の天候
ガス 気温マイナス7℃ 10~15m/s
 
二十四節気でいうところの「立春」で
春の始まりになるのですが、
実際はまだまだ寒い日が続き、
例年の大山でみると
およそ2月の半ばに、
その年の最低気温を記録し
大雪になることが多いようです。
 
今日の場合も昨日から
気温がずっとマイナスで、
昨日は佐々木淳一ガイドが
登っていますが、
やはり登山道がスタートから
ツルツルの氷状態。
昨日も今日もスタートから
アイゼンを装着しました。
 
昨日夜から雪が降っていますが、
氷の上にうっすらと
積もっている状態で
雪が軽いために吹き溜まりには
30~40cm新雪があるし、
氷がそのまま
露出しているところもあります。
 
厳冬期の大山で
一番気をつけることは、
この積雪の状態です。
この氷状態で6本とかの
軽アイゼンでは3合目辺りで
止めたほうが賢明です。
必ず10本以上の
前爪のあるアイゼンが必要です。
問題は下りで軽アイゼンだと
踵に爪が無いために
キックステップができません。
そうすると横向きに下るわけですが、
谷側に置いた足が滑ってしまうと、
そのまま転倒、
そして滑落となるわけです。
 
また今日の場合などは
ピッケルが必需品となります。
ただ滑落停止ができるかどうかが
大きなポイントになります。
「 誰もブレーキのない
  乗り物には乗りません。
  止まる技術がある、
  そのことは大きな保険です。」
 (佐々木ガイド談)
まさにその通りです。
 
アイゼン歩行が
基本通りに出来るか?
ピッケルで滑落停止が出来るか?
すなわち使い方を知らないことは、
「猫に小判」または「豚に真珠」
ということなのです。
山を楽しもうと思うと、
基本を学ぶ努力を
惜しまないでください。
 
これはリーダーの資質に
大きく左右されます。
今日は村上ガイドが
山頂避難小屋にいる時に、
広島からの若い8人パーティーが
小屋の外でアイゼンを脱着させて、
帰る時には入り口に入り込んだ雪を
掃きだしていたそうです。
当たり前のことなんですが、
これがわからない登山者が
リーダー顔で初心者を連れてくる
場所ではありません。
怪我をしてからでは遅いので、
基本技術をしっかり身につけて、
良いリーダーを見極めてから
雪山を楽しんでください。
 
6合目を過ぎた辺りから、
例年のように目印の
【青色のポール】を
設置しています。
このポールについては
『山頂まで登るための目印ではなく、
次のポールが見えないぐらいに
天候が荒れている場合は
そこで引き返すための目印です。』
吹雪の中でスキルのない登山者が
より厳しくなる頂上まで
登ってしまうと命に関わる
事故に繋がる恐れがあります。
引き返す勇気を持ってください。

金屋谷方面から

南光河原の駐車場

阿弥陀堂付近

2合目付近

5合目付近

5合目の山の神さま

6合目避難小屋

6合目付近のエビの尻尾

標高1300m付近のヤマヤナギ

草鳴社ケルン

山頂避難小屋

山頂避難小屋の入口

山頂碑

元谷から見る北壁

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