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2023.04.30

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Road to 和室ツイン
~エピローグ~

スタッフ:小森克敬

休暇村嬬恋鹿沢にベッドのあるお部屋を増やしたい

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その一念でスタートした「Road to 和室ツイン プロジェクト」
改装は予定通り終了。「和室ツイン」として生まれ変わったお部屋は、4月1日からお客様にご利用いただいています。
 

今年の1月10日から4カ月に渡り、改装のあれこれをブログで発信してきましたが今回で最終回。

今後、改装やリニューアルに関わるチャンスがあったらやってみたいこと。それは・・・

アマンリゾートの如くお客様の妄想を刺激したい!

アマンリゾートと言えば、世界最高級のリゾートチェーン。1980年代から、バリやプーケットなどアジアのビーチを中心にホテルを展開。2014年に東京・2019年には京都と、近年は日本へも進出しています。

1993年、フィリピンに新しいホテル「アマンプロ」がオープンしました。その直前、直木賞作家である故・景山民夫さんが、アマンへの思いをエッセイに記しています。少し長くなりますが引用します。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「アマン・グループ」の、新規開店ホテルの案内ダイレクトメールは、なかなかに上手な手法を用いる。まず、絵葉書が一通送られてくる。文面には筆記体の文字で、「もう四週間で、このビーチでおくつろぎいただけます」とだけ書いてある。写真は、見事なまでの白砂のビーチ。
 

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その一週間後には、「あと三週間後には、この海で泳いでいただけます」というコメントと共に、白い珊瑚礁のカケラと、赤い珊瑚の粒が入り混じった、ピンク色の砂浜の写真が送られてくるのである。(中略)

そしてまた、一週間後。
「あと二週間後には、この部屋で皆様におくつろぎいただけます」と書いた絵葉書に、コテージの部屋の写真が添えられている。(中略)
次の週には、浜辺のマングロープの木にひっかけてある、誰も横たわる人のいない、ハンモックがひとつ。「あと一週間で、このハンモックを皆様にお楽しみいただけます」

うまいではないか。

そして最後のダメ押しが我が家に届く。
絵葉書の写真は、居室内からディベッドなめに撮影された、南シナ海のラグーンの海である。その手前にはまっ白な砂。どうやら、コテージから珊瑚礁の海までは、歩いて八歩から十歩といった距離だろう。おまけに、前の四通の絵葉書もそうであったように、その素晴らしいリゾートが、一体何処に出来たのか、どうやれば行けるのか、料金はいくらなのか、といった情報は、まったく載っていないのだ。絵葉書に書かれてあるのは、ただ一行の言葉。
「オープンします」

『鳩よ』1994年5月号「南方指向 ホテル編」より抜粋)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

この後 景山さんは、ホテルの場所も値段も分からないままに予約を取ったんだそう。

エッセイに書かれているのは30年前、ネットが全く普及していない頃の出来事です。だからこそ絵葉書が効果を発揮したのかもしれません。今だと検索で場所やオープン日を特定されてしまいそう。同じような方法で情報を発信するのは難しいかもしれません。しかしワタクシはこのような妄想を刺激する(される)スタイルが大好きなのです。

今回のブログ「Road to 和室ツイン」はその対極。見た聞いた感じた事をそのままアップ。お悩み相談からイイこと思いついたまで、金額以外の事はほぼ包み隠さずにアップしたつもりです。

何をご提供するか、何を新しくするのか。改装やリニューアル・新規オープンの内容は大切です。だからこそ、それをお客様にどうやって伝えるかにこだわってみたい。「なになになに⁈」「えっえっえっ⁈」そんなお客様の妄想を今回とは違う方法で膨らませてみたいなぁ。
これからも休暇村嬬恋鹿沢をよろしくお願いいたします。

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・☝にアップしているビーチの画像はイメージです。アマンとは関係がありません。
・これまでの「Road to 和室ツイン」は ☟ からお楽しみください。

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