湿度が低く過ごしやすい夏の信州
梅雨が明けて本格的な夏の到来を感じます。ここ、信州もまた然り。上田市に引っ越してからというもの、他県に住む知人に「上田は東京都比べて涼しい?」と聞かれるのですが、上田市も松本市も盆地なので全く涼しくはありません。むしろ気温だけ見れば東京都を上回る日もあります。ただ、湿度は都心部よりも低いので日中でもカラッと過ごしやすいなぁと感じます。
そんな信州ですが、「北信・東信・中信・南信」と4つのエリアに分けられるほど広大な面積を持ち(日本で4番目)、山々に囲まれた土地柄、標高差も激しく、気候も様々です。今回はそんな信州の中でも特におすすめしたい「上田市」の楽しみ方をご紹介します。
まずは上田城。ちょっと歴史の振り返り
上田市の魅力といえば、北陸新幹線で東京から2時間弱で来られるという都心からのアクセスのよさ。日帰りや週末トリップにもちょうどいいそんな街です。人口は長野市、松本市に次いで3番目に多く、軽井沢や菅平といった別荘地へのアクセスも抜群です。
また、日本有数の晴天率を誇ること、標高が高く湿度が低いため、夏のお出かけにも過ごしやすい場所と言えます。今の時期は市内のスーパーや直売所にたくさん朝採れの高原野菜が並び、県外から野菜を求めて来られる方も多く見受けられます。
そんな上田市ですが観光する際に上田城(正式には上田城址公園)は外せません。真田幸村の父が築城し、徳川軍に二度攻撃されるも落城しなかったことで有名なお城です。一度目は徳川軍7,000人VS真田軍2,000人、二度目は徳川軍38,000人VS真田軍2,500人だったそうです。二度目の戦いの際に、徳川秀忠軍は真田軍との戦いに思いのほか手こずり、関ヶ原での石田三成との戦いに間に合わず、徳川家康の怒りをかってしまったという逸話さえあります。
その後、一度は徳川軍によって廃城とされた上田城でしたが、真田信之が復興させて城主となり、以降は仙石氏や松平氏と城主が変わり、再び廃城とされたからは公園となり現在に至っています。
上田駅からも徒歩15分ほどで行くことができます。お城はないですが、立派な石垣は今も健在で、1,000本以上の木が植えられ、自然も豊かな場所なので散策にぴったりです。
上田城について
上田城散策後に食べたい信州そばとおはぎ
地元民に愛され、観光客にも人気の高い「信州蕎麦 草笛」は、上田に来たら必ず食べるべきグルメの一つ。くるみだれにつけていただく「くるみそば」がとにかく絶品なんです。くるみのコクと甘さがそばにぴったりで、行くと必ず食べてしまいます。並盛りで頼むと少し量が多く、小盛りで頼むと一般的な1人前くらいの量になります。そしてもう一つ召し上がっていただきたいのは、テレビでマツコデラックスさんも大絶賛していた「くるみおはぎ」です。こちらは土日祝限定のメニューで、メニュー表の裏の目立たないところに書いてあるのですが、主役を張れるくらいの美味しさです。
私も家族や職場の先輩に薦められておはぎの存在を知ったのですが、テイクアウトも可能なのでもし土日祝のタイミングで訪問できる方は召し上がってみてください。
草笛さんは、平日も週末も常に行列ができるお店ですが、店内でお蕎麦を食べなくても、おはぎだけ希望の場合は、列に並ばずにそのまま入店しお店の方に「おはぎのテイクアウト希望です。」と伝えておけば、後ほど引き取りのタイミングに合わせて用意しておいてくれます。私も家族で訪問した際に、おはぎをテイクアウトして、目の前の上田城址公園の中で食べました。
信州蕎麦の草笛について
上田城の城下町 北国街道柳町
上田城の雰囲気を味わった後は、城下町散策も欠かせません。上田には城下町が7つあり、その中の一つが柳町です。上田城の築城と共に現在の城下町の形成も始まったと言われているため、1583年には現在の柳町があったとされています。上田市のように寒暖差が激しい土地でもしっかり育つ柳の木が、当時は通りに面してたくさん並んでいたことから柳町という名前がつけられたそうです。
そんな柳町には、350年の歴史を誇る酒造や、味噌屋さん、喫茶店、Bar、本屋さんなど様々なお店が軒を連ねています。そんな中でも、ひときわ目立っていたのが「ルヴァン」というパン屋さんです。
砂糖は極力使わず、天然酵母、国産小麦、塩、水で作られているパンで、県外からルヴァンのパンを求めてこられるお客様も多いです。建物の1階はパン屋さんになっていて、2階はランチやお茶が楽しめる古民家カフェのような空間でした。
私たちは自家製のアイスチャイをいただきましたがスパイスが効いていて、暑さで疲れた身体に染み渡りました。テイクアウトしたパンやスコーンも天然酵母ならではの独特の酸味もあって美味しかったです。
ルヴァン信州上田店について
上田駅の周辺で買えるお土産①
上田市民に愛されるソウルフード、志まんやき(じまんやき)は、中身をあんことカスタードクリームの2種類から選べます。いわゆる今川焼きのようなもので1個100円(税込み)という安さ、と美味しさで、1日に1000個も売れているそうです。信州らしさはないかもしれないですが間違いない美味しさです。時間帯を問わず地元民が毎日のように並んでいるので、買うときには時間に余裕を持って行ってみてください。
志まんやき(富士アイス)について
上田駅の周辺で買えるお土産②
上田市といえば、いや、信州を代表する銘菓といえば、みすゞ飴。最近では、首都圏のスーパーでも販売しているところも増えてきましたが、上田本店限定の「できたてのみすゞ飴」や「1個ずつバラ売り」でのお買い物を楽しめるのは本店ならでは。他にも「生みすゞ飴」と言って、乾燥させずオブラートにも包む前の状態での販売もしています。生なので賞味期限も7日ほどと短いですが、通常のみすゞ飴と食べ比べしてみても楽しいですよ!
みすゞ飴本舗飯島商店ついて
夜ごはんやアルコール摂取にぴったりなお店
上田駅(お城口)には、地元グルメを扱った飲食店がたくさん軒を連ねています。帰りの新幹線まで時間がある時には、ぜひお立ち寄りください。地元民にも愛される「中村屋」の馬肉うどんは、1杯750円というリーズナブルさ。モチモチのうどんの上にたくさんの馬肉が乗っていて、馬肉の出汁が効いたスープがとても美味しいです。周りのお客さんはスープまでしっかりと飲み干していました。
続いて、「焼き鳥番長」という上田駅構内にある焼き鳥屋さん。上田のグルメには「美味だれ(おいダレ)焼き鳥」と言って、にんにく醤油ベースのタレに焼き鳥をつけて食べる文化があるのですが、駅構内の番長はお店の雰囲気も良くて、焼き鳥の種類も豊富でおすすめです。
中村屋の馬肉うどんについて
やきとり番長について
まとめ
今回は上田駅を起点に徒歩でまわれる周辺の観光地とグルメをご紹介しました。上田駅から最寄りの休暇村嬬恋鹿沢までは無料送迎バスもご利用できますので、宿泊前後の時間は上田駅周辺の観光をぜひお楽しみください。
上田観光の拠点にしたい休暇村