ここがバードサンクチュアリ!?
「せっかくの夏休み、どこか非日常を味わえる場所へお出かけしたいな」 「普通の動物園とは違う、特別な体験がしてみたい!」
そんな方に向けて、最高の癒やしとワクワクが詰まったおすすめのスポットをご紹介します。
先日、ずっと気になっていた静岡県の「掛川花鳥園」へ初めて行ってきました!
実は私、大の鳥好きなんですが掛川花鳥園に来たことがありませんでした。とあるイベントのために掛川へ行くときにそういえば…と思い出し、急遽時間を早めて掛川に向かいいってきました!
園内には美しいお花もたくさん咲いているのですが……正直、お花を見るのをすっかり忘れてしまうほど、鳥たちとの濃厚な時間に終始大興奮でした!
「動物園なんてどこも同じでしょ?」と思ったら大間違い。檻のない大空間で、カラフルな鳥たちがすぐ目の前を飛び交う圧倒的なゼロ距離感は、鳥好きには本当にたまりません!しかも冷暖房完備の快適な全天候型温室なので、夏の暑さや突然やってくるゲリラ豪雨を気にすることなく涼しく過ごせるのも魅力的なポイントです。
車でも電車でもアクセスしやすい掛川花鳥園
掛川花鳥園さんの公式ホームページでもご案内されてますが、とにかくアクセスがしやすい!
車では、東名高速道路、掛川ICより5分。
新幹線や電車を使った場合は、JR掛川駅より徒歩800m(約10分)。タクシーに乗れば駅から5分で着きます!
圧倒的行きやすさ!駐車場も施設の目の前に広々としていますので安心!
ちなみに本来の用事というのが「エコパアリーナ」へ行くことが目的だったのですが、このエコパアリーナへも車でなんと7分。
掛川駅前にはレンタカーもありますので、新幹線で掛川へ→掛川駅前で車を借りて→掛川花鳥園へ→車でエコパアリーナへ(同じ敷地内にはエコパスタジアムもあります)という思い付きで強行スケジュールを組んでも十分楽しめました。
まず出迎えてくれるのはケープペンギンとオシドリ
入口でチケットを買っていざ入園!
おみやげコーナーを通り過ぎるて一度外に出ますと、ケープペンギンのプールとオシドリの池があります。どちらも水辺を優雅に泳ぐ鳥類。キラキラ光る水面に気持ちよさそうに泳ぐ姿は見ているだけでも癒されます。
ケープペンギンのプールでは時間帯によって触れ合うことも出来るみたいです!
今回はタイミングが合わず「ふれあいタイム」はお預けでしたが、ケープペンギンたちを眺めているだけで癒やされます。
ごはんが欲しくて縁に集まるペンギンたち。
華やかなレストランを通り抜けて、まずは鳥たちを満喫!
いよいよ本格的な鳥たちのエリアへ!
屋内エリアのオオハシとトキの水辺ですが、お馴染みフラミンゴや、皆さんイラストなどでは見たことあるかもしれないオニオオハシ、そして全然馴染みのない!?クラハシコウまで!柵や檻やガラス越し、ではなく、いたるところにいます!
心地よさそうな日向で背中に首を埋めて寝ていたり、羽を広げて日光浴をしていたり、シャワーを浴びていたり。。。
とても人に慣れているので、とことこ歩いて足元で餌をねだってきます。
各エリアで鳥さんたちと触れ合えるごはんが売っているのですが(エリアによってごはんの種類が違うので持ち越しはできません。ご注意ください。)、鳥によってはそれを理解しているようです。
中には上手に手の上から食べてくれるコもいました!
人に慣れてるとはいえ、それはあくまでご飯をもらえるから。飼いならされてる鳥さんとは違うので、十分にご注意ください。嘴はするどいので、鳥さんに悪意はなくとも結構痛いです!
大迫力のクラハシコウはアフリカ大陸に生息するコウノトリの仲間。じっとしていて色違いのハシビロコウみたい。
コガネメキシコインコたちと戯れる
鮮やかなオレンジ色の羽が美しいコガネメキシコインコたちが待っているスイレンプール。
先ほどの水辺との違いは、この子達は人の肩や頭や手に直接降りてきたりします。
ちなみに、コガネメキシコインコは南米原産のインコで、その名の通り黄金色のような美しい羽色と、とっても陽気で好奇心旺盛な性格が魅力です。仲間同士の絆が強く、基本的にはとってもフレンドリーな鳥さんです。(もちろん個体差があるので、人間と同じように明るい子、警戒心の強い子等々…様々です)
至近距離で見るつぶらな瞳と、わちゃわちゃ群がる賑やかさに終始口角が上がりっぱなしでした!
コンパニオンバードとしても知られるインコやオウムたちも実はたくさんの種類がいますが、コガネメキシコインコはその色鮮やかさもあって割と認知度は高いのではないでしょうか?
頭上も!足元も!全方位鳥まみれ!
『エボシドリとヘラサギの広場』
ここは、見上げても足元を見ても鳥だらけの空間です。
頭上には鮮やかなギニアエボシドリ、ズグロエボシドリ、キソデボウシインコ、キムネチュウハシ…他にも名前もわからない見たこともないカラフルな子がたくさん!
地面には人間をまったく気にせずウロウロしているクロツラヘラサギの姿が。そしてクロツラヘラサギほどウロウロはしてないですが、高いところには行かずに地面で砂浴びをしたりしているカンムリウズラやオウギバドなど…。
普段の生活では馴染みのない、珍しい鳥たちをこれでもかと間近で観察できます。
このエリアでもごはんが売ってまして、特にヘラサギはこれでもかというくらい積極的に欲してくるので思わずわらってしまいます。ぜひ体験してみてください。
そしてこのエリアの一番奥にはとても美しいシロクジャクが。
シロクジャクはインドクジャクの白変種という種類で、色素の欠乏でなるアルビノと違い、「白い羽になる」という遺伝子を持っている為に現れる種らしいのです。
この日のシロクジャクは住処?の岩場の上でひたすらに羽繕いをしていました。
人間でいう身だしなみを整えている状態ですが、こんなに豪奢な羽に身を包まれていたら時間もすごくかかりそうですよね。
ちなみにもちろんシロクジャクの周りも柵で覆われたりはしていません。
今回は出会えませんでしたが、その羽を広げて優雅に歩いてる日もあるんでしょうか。
神々しいシロクジャクの足元にあった筒?の中ではイワシャコが静かに佇んでいました。
こちらはこちらでまんまるで可愛らしいです!
なんと手にも乗ってきます。爪も痛くない!軽い!かわいい!
積極的なクロツラヘラサギ。おもしろい嘴の形も観察のし甲斐があります。
掛川花鳥園の大人気者(鳥)!ハシビロコウの「ふたば」
屋内エリアの一番奥に待ち構えているのが、掛川花鳥園の大人気者(鳥)!ハシビロコウの「ふたば」です。
ハシビロコウといえば「動かない鳥」として有名ですが、この日は手前にあるお気に入りの場所(縄張り?)でじっとしていてくれたお陰で、驚くほど至近距離で見ることができました!その独特な存在感に目が釘付けです。
本当にひたすらジッ……っとしているハシビロコウですが、なぜ動かないのか。
最大の理由は、主食である魚(主にハイギョという魚)を捕まえるための狩りのスタイル故のようです。
・水面近くに魚が上がってくるのを息をひそめて待つ
・魚に気付かれないよう、彫刻のようにピタッと静止する
・隙が見えた瞬間に、大きくて鋭いクチバシで一気に飛びかかる
とびかかる瞬間はかなりスピーディーのようです。
いつかふたばの素早い動きも見てみたいですね!
時間配分をミスってまさかのタイムアップ…
あまりにも楽しすぎる掛川花鳥園。時間を忘れて一つのエリアに、それこそハシビロコウのようにじ…っと、じっ…っとして鳥たちを観察していたら、まさかのタイムアップ。
次の場所に行く為に掛川花鳥園を出発しなければいけない時間に。
事前に調べると『さくっと見るなら1~2時間もあれば、ふれあいを楽しんだりショーも楽しんでじっくり見たいなら4時間もあれば楽しめます!』とのことだったので、滞在時間は2時間半程とっていたのですが、甘かったです。住みたすぎる掛川花鳥園。
柵もなく、ケージもなく(中には体調や性格を考慮してケージにいる子もいます)、気が付けば隣に足元に頭の上に止まっている鳥たち。
一味違う動物園、いや鳥類園?、ここはやっぱりバードサンクチュアリにぜひ訪れてみてはいかがでしょう?
私も近々リベンジして、今度はショーも見て、屋外にいるエミューや猛禽類もじっくりじっくり観察したいなぁと思いました。