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2026.08.28

秋の夜空をじっくり楽しむ。「おうし座南流星群」

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スタッフ名:高木

「おうし座南流星群」の魅力と観察のコツ

みなさまこんにちわ!(✿✪‿✪。)ノ
まだまだ、猛暑日が続き秋の気配すら感じられませんが
来月は少しづつ秋を感じる季節になり始めます。
9月の夜空は、見上げると特別な流れ星に出会えるかもしれません。
今回ご紹介するのは「おうし座南流星群(おうしざみなみりゅうせいぐん)」。
ペルセウス座流星群や双子座流星群のような「一晩で数十個も流れる華やかな流星群」とは
一味違う、静かでドラマチックな魅力を持った天文イベントです。

最大の特徴は「圧倒的な活動期間の長さ」

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おうし座南流星群の大きな特徴は、9月20日頃から11月下旬頃までという非常に長い期間にわたって活動する点です。
一般的な流星群は「極大(ピーク)」となる前後の数日間に活動が集中しますが、おうし座南流星群は長期間にわたり、
なだらかにダラダラと流れ続けます。
  • 活動開始: 9月20日頃
    ピーク(極大): 11月5日頃
    活動終了: 11月20日〜下旬頃
11月5日頃に極大を迎えますが、ピーク時でも急激に数が増えるわけではなく、
期間を通して「1時間に数個程度」というマイペースな出現が続きます。
そのため、特定の日に縛られず「晴れた秋の夜」に
いつでも観察のチャンスがあるのが嬉しいポイントです。

なぜこんなに期間が長いの?(母天体エンケ彗星の秘密)

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流れ星のもととなる物質(チリ)を撒き散らしている親の天体(母天体)は、「エンケ彗星(2P/Encke)」です。
エンケ彗星は、太陽の周りを約3.3年という短期間で1周する、非常に公転周期の短い彗星です。
何度も太陽に近づいてはチリを撒き散らしてきた歴史が古いため、
地球の公転軌道上にチリが幅広く拡散しています。
その広いチリの帯を地球がゆっくりと通過するため、9月下旬から11月という
長期間にわたって流れ星が観測されるのです。

数は少なくても必見!「遅い」そして「明るい(火球)」

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流星の数自体は1時間に数個と控えめですが、おうし座南流星群にはファンを惹きつける2つの大きな魅力があります。
① 流れる速度が「ゆっくり」
地球に飛び込んでくるスピードが比較的なだらかなため、夜空をスーッと優雅に尾を引いて流れます。
初心者でも「あ!流れ星だ!」と認識しやすいスピード感です。
② 大物の「火球(かきゅう)」が出現しやすい
チリの粒が比較的大きいため、満月並みに明るく輝く「火球」と呼ばれる大流星が混ざる確率が高いと言われています。
数は少なくても、ひとつ流れたときのインパクトと感動は抜群です。

観察のおすすめ時期と見つけ方のコツ

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  • 狙い目の時期: 10月下旬〜11月上旬(特にピークの11月5日前後)
    時間帯: 放射点が高く昇る午後9時以降〜深夜が最も観測しやすい条件となります。
    見る方向: 方角を気にする必要はありません。放射点は「おうし座」にありますが、流れ星は空全体に飛び出します。
    街灯を避け、できるだけ空が広く見渡せる場所でシートに寝転がって眺めるのがベストです。
※11月中旬頃には、兄弟群である「おうし座北流星群」のピークも重なるため、
11月上旬〜中旬は秋夜の天体観測にうってつけのシーズンです。
1時間に何十個も流れる流星群のような華やかさはありませんが、秋の夜風に当たりながら気長に夜空を眺め、ふいに現れる色鮮やかで大きな火球を待つ……そんな風情ある時間が楽しめるのが「おうし座南流星群」です。

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