薪の種類! 何と・・・
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スタッフ名:堀内
みなさんこんにちは。
本日は、休暇村リトリート安曇野ホテルで人気の体験プログラムでもある「星見暖炉」で使用している薪(まき)の種類のお話しです。ロビーの暖炉でも使用しています。
種類ですが、何と10種類の薪を使用しています。
木の種類は全て広葉樹です。
広葉樹とは、広い葉をつける樹木のことですね。
では、どんな木を使っているか見ていきましょう。
左から「楢(なら)・栗(くり)・胡桃(くるみ)・柿(かき)・ニセアカシヤ」
続いて「杏(あんず)・桜(さくら)・楓(かえで)・榎(えのき)・欅(けやき)」です。
欅(けやき)という漢字は難しいですね。
横一列に並べてみました。
木だけを見て全て答えられる方がいたら、”木の博士”ですね!
ここで薪と木のお話し少しさせていただきます。
伐採直後の木はすぐに薪と使用できる訳ではなく、1年以上寝かせて木の内部の含水量を20%以下にします。
薪にヒビが入って来たら薪として使用できる目安ですが、含水量を調べられる機器もございます。
含水量が高いと着火しずらいだけでなく、すすや煙が多く出てくるので燻製になりかけてしまいます。
広葉樹は木の密度が高いため、特徴としては火の持ちがいいのです。
反対に針葉樹(葉が針のように細長く堅い葉をつける松や杉)は、油を含んでいるので燃えやすいのが特徴ですが、密度が低いため燃焼時間は長くありません。
人類が二足歩行を始めたのは約700万年前と言われていて、
それから約500万年、人類は火を使わずに生活してきました。
火を使い始めたのは約180万年前とされ、人類はそこから急速に発展していきました。
焚火と人とは長い歴史があります。
火(炎)は見てても飽きないのは、きっと先人が火を囲んで生活してきた中で本能的なものあるのかも知れませんね。
火(焚)を見ながら思いを馳せてみてはいかがでしょうか。