昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花
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スタッフ名:阪上
こんにちは^^/新緑の深まる蒜山高原では、夏の到来を知らせてくれるネムノキがフワフワした可愛い花を咲かせています。
ネムノキの葉がオジギソウに似ていることから、葉が閉じるのでは!と触ってみた経験のある方も少なくないはず?。
ネムノキの葉はオジギソウのように触っても閉じたりしませんが、夕方や曇天で暗くなると自身で眠るようにゆっくり葉をたたみ垂れ下ろします。木の名前もそんな「眠る」ことに由来していると言われており、夜に眠る仕組みも葉の表面から水分を蒸発させて枯れないようにしているということが研究で解明されているようです。
理由はさておき、生きていくうえで「眠る」という行為は植物も人間も同じように必要なんですね。
まもなく七夕です。万葉集に詠まれたネムノキにまつわる和歌を二つ紹介させていただきます。
昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ
(紀女郎 万葉集 巻八 一四六一)
・・・昼に花を咲かせ、夜になると恋を想って寝るというねむの花、私だけが見ていいものだろうか、貴方もご覧になってください
我妹子(わぎもこ)が 形見の合歓木(ねぶ)は 花のみに 咲きてけだしく 実にならじかも
(大伴家持 万葉集 巻八 一四六三)
・・・貴方に頂いたねむの木は、花ばかり咲いて、恐らく実は結ばないんじゃないでしょうか
先に紹介したネムノキのフワフワな花をはじめ、蒜山高原では梅雨を知らせると言われている栗(クリ)の花もモフモフと咲いています。
栗の花は独独の香りを放つことで知られていますが、ネムノキの花の香りは桃のように甘く洗練された香水のような香りがするのはあまり知られていないかも?
手に届くところに咲いていれば香りを確かめてみてください♪