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2019.03.15
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スタッフ:久保昌之
午前9時の大山寺の天候 小雪 -3℃ 無風
お昼12時の山頂の天候 吹雪 -11℃ 10~18m/s
立春も過ぎたばかりですが大荒れの連休となりました。
冬が極まり春の気配が立ち始めるのが「立春」ですが、
毎年のように立春を過ぎてから一番の寒気が入ってくるように思います。
今年は例年に比較して気温が高く、
積雪量も非常に少ない冬になっています。
しかし山ではいったん荒れると暖冬であろうが
非常に厳しい状況となり、無理をすると大きな事故に繋がります。
良くあるパターンは、登った時が冬では珍しいぐらいの好天で
素晴らしい景色も見られた。その感覚で次に登った時に荒れた天候で
以前に登れたからと無理をしてしまうことです。
7合目あたりからブルーの目印ポールを立てています。
これは迷わないためのものですが、
7合目から上でガスってしまうと方向がわからなくなります。
ただ上を目指せばいいという問題ではないのです。
次のポールが見えないときは必ずそこで引き返してください。
登るためのものでなく引き返す目印と思っていただけば良いと思います。
気温が低く荒れた時には、8合目を過ぎて山頂台地に入ると
自分のトレースもすぐに掻き消えてしまい、
引き返せなくなることもあります。
装備は必ずアイゼンは12本爪をお持ちください。
メーカーによっては爪の短い10本爪を安価で販売していますが
基本的には6合目から上のアイスバーンでは役に立ちません。
もちろん当日の状況にもよりますが、基本的に積雪時の歩き方、
キックステップが出来ないと道具だけ持ってきてもダメです。
ピッケルもそうです。
格好だけで持ってきても邪魔になるだけです。
出来れば山岳会に入るか、
県山岳協会などが講習会を開催している場合がありますので、
参加して正しい使用方法を身につけてください。
冬山では何が起きても自分で対処できるだけの装備を持たないと、
自分が困ることになります。
誰しもが自分が遭難すると思って冬山に登ることはありません。
しかしほんのちょっとの気の緩みで装備を忘れたり、
無理をすることによって事故に繋がってしまいます。
今の時期は使い方が曖昧なピッケルを格好だけで持つよりは、
ストックを使ったほうが役に立つ場面は多いと思います。
しかし6合目辺りからは状況が一変しますので、お気をつけください。
ネットで使い方等を習得することが容易に出来ますが、
実際の冬山はそんなに甘いものではありません。
また出来るだけ単独を避けて、経験のある安全管理の出来る方と一緒に
登ることをお勧めします。

登山道3合目の様子

登山道5合目の様子

標高1300m下の潅木帯の様子

標高1500m付近の様子

草鳴社ケルンの様子
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