夏休みが始まってすぐの7月下旬の平日に、大阪・関西万博に足を運ぶ機会があり、
行ってみたらこんな所だった!
大屋根リングの下は快適
噂の大屋根リングは、なかなかの存在感。
外はうだる暑さなのに、リングの下に入ると意外にも風が通って快適。
いかんせんリングが巨大なので下もかなり広い。
リング下のベンチもふんだんにあり、一たび入ると炎天下に戻りたくなくなる。
本当は日が沈む頃にゆっくり大屋根リングに上がってみたかったけれど、当日は夕方に向けて入場規制するアナウンスもあり、またパビリオン予約時間の関係もあり、やむを得ず日中の炎天下、一瞬上がって終わった。
大屋根リングの上から 何の面白味も無い側
時間がなくて海側までたどり着けず
上がってみたら結構な高さがあって、これまたびっくり。
イベント開催に合わせてよくぞこんなに巨大な建造物を作り上げたものだ、と。
足を運んだパビリオン等
フランス館
おしゃれ。ファッションと芸術、ワインへのプライドがひしひしと伝わってくる。
イルミネーション部分はチームラボみたい。
住友館
テーマ性、体験内容、デザインや作りこみ、運用方法、全てにおいて素晴らしい。
住友グループを横断してこれに携わったプロジェクトメンバーの人たちを尊敬。
これを形にする資金を調達できるのも羨ましい。
すごいぞ住友。
ガスパビリオン・おばけワンダーランド
小学1年生の子供は、今回の万博体験においてこれが一番楽しかったらしい。
VRゴーグルをつけてCO2という名の敵をやっつけて地球を守るアトラクション。
子供のゴーグルをセットしてやっている間に、なぜが私のおばけは英語モード全開になっており、敵も味方も英語でマシンガントークを繰り広げてくるので、頭脳に相当なダメージを喰らった。
アジアを中心に各国パビリオン
足を運んだパビリオン
・ベトナム館
・マレーシア館
・スペイン館
・インド館
・トルコ館
インドパビリオンのインド系スタッフのお兄さんは、控えめな押し売りモードで民芸品をお勧めしてくる。
オーストラリア館
海の映像は色鮮やかで壮大、思わず歓声が上がりそう。
ずっと見ていたかった。
見とれ過ぎて写真も撮らず。
どこかで再配信してくれたら...。
バーレーン館
待ち人のボリュームの割に、意外と列が進まないと思ったら、まとまった人数ごとに入れるタイプ。
最初の方で解説あり。
現地語でも英語でも、国の名前は「バッハレーン」と発音するそうな。へぇぇぇ。
展示の鉱物類は匂いを嗅げるようになっており、前の人が「臭っ!」と言っているのを見ているのに、自分も片っ端から「臭っ!」、次の人も「臭っ!」。
臭い、臭いと言いながら、皆、嗅いでいる姿がおかしい。
楽器がたくさん展示されており、触って音を出せるのが嬉しかった。
手が届く高さの楽器はほとんど全部鳴らしてきたと思う。
こんな機会がないと一生関わることが無い国の文化に直接触ってきたと思うと、なんだか感慨深い。
今回足を運んだ中で、一番縁遠い国。
多国籍エリアの「コモンズ館」、スタンプ集めに走る、走る
スタンプがあれば押したくなる、らしい。
独立したパビリオンではなく、一つの建物の中に複数の国や地域がブースを設けている「コモンズ館」なるものがいくつか存在しており、そこを訪れると、一気にスタンプを獲得できることに気付いた子供たち。
スタンプを押しやすそうなブースを目指して、てんでバラバラに散って行くので、こっちはあたふた。
ブースに展示されている民芸品や流れている映像にうっかり目を向けると子供が消えるので、「ウォーリーを探せ」実写版みたいなことになっていた。
ところで中にはリオのカーニバル以上にセクシーな衣装なんかも展示されており、目のやり場に困った。
(衣装だけ。セクシーお姉さんがいるわけではない。)
南の島の解放感たるや。
輪島塗大型地球儀「夜の地球 Earth at Night」
花火
狙ったわけではなく、結果的に訪れた日が「Japan Fireworks Expo」開催日にあたり、時間前は場内大混雑で規制がかかり、ごった返して移動が困難に。
花火は綺麗だった。
アオと夜の虹のパレード
水と光をふんだんに使った豪華な噴水ショー。
夜の虹の下、生きものたちによる祝祭が開かれるというストーリーが、水、光、映像、炎を交えて展開され、見応えあり。
「風向きによっては水がかかる場合があります」と事前にアナウンスされていて、確かに聞いて理解していたものの、まさかここまでずぶ濡れになるとは思わず。
ザーッと噴水が舞う度に、霧雨から豪雨まで、ひたすら雨に打たれる、打たれる。
あまりに濡れるものだから、日中はあんなに暑かったのにも関わらず、ショーの間はとにかく寒かった。
風向きが違えば寒さに耐え忍ぶこともなくゴージャスな噴水ショーにもっと没頭できたに違いない。
天候次第、運次第。全身びっしょびしょ。
帰りが悲惨だった件
当日、花火がスペシャルバージョンだったこと。
噴水ショーが終わった時間で帰路に就いたこと。
強風でドローンショーが中止になったこと。
これらの要件が重なった結果、帰宅ラッシュ的なもの巻き込まれ、会場を出た後、目と鼻の先にあるはずの駅にちっともたどり着けず…。
上品に言えば「大変な混雑」、一言で簡単に表すなら「カオス」。
足元が暗い中、右も左もわからずただひたすら人々に押し流される。
あれだけびしょ濡れになって寒さに震えていたのが噓のように、淀んだ熱気だけに包まれ、風も通らず、思うように身動きも取れず、どこに向かっているのかもわからない。
近づいたと思ったら遠ざかり、の繰り返しで、進めど進めど終わりの見えないそのルートはあたかもエッシャーの無限階段を体現しているかのごとく。
本当に永遠に続くかと思った。
途中で倒れて、係員に連れ出されていく人もあり。
「迂回にご協力を」のアナウンスがずっと流れていたけれど、波に飲み込まれている自分たちが迂回ルートにいるんだか、迂回ルートが別にあるんだか、別にあるなら一体全体どうやって迂回ルートにたどり着けるんだか、ちっともわからず。
もっと夢と希望の持てるアナウンスにしてほしかった。
(最後には駅にたどり着けます、くじけないで、諦めないで頑張って!とか)
結局、目と鼻の先にあるはずの駅まで1時間以上かかってたどり着いた。
もちろんそこからギュウギュウ詰めの帰宅ラッシュの電車。
ベビーカー利用の人々は、さらに駅のエレベーター待ちの長蛇の列が待っており気の毒だった。
自分の中ではとにかく帰りのインパクトが強く、この先、万博について話す機会があるならば、「帰りの大混雑はカオス」の一言に尽きる。
帰りがもっと悲惨だった人たち
後日、地下鉄の運転見合わせにより万博会場の3万人が帰宅困難となったニュースが報道され、気の毒でたまらなかった。
地下鉄が動いてアレだったのに、会場に逆戻りなんて、いやもう、無理、無理...。
うちが近所ならトイレくらい貸して差し上げたかった。
水でも麦茶でも牛乳でも氷でも、あるもの何でも、どうぞどうぞと言いたい気持ち。
万博でくたびれ果てたら 関西エリアの癒しの宿
美味しいごちそうと、のんびりゆったりの温泉で癒しのひとときを。
休暇村南淡路
休暇村紀州加太