風薫る5月・・・
「風薫る」とは、初夏に新緑の間を吹き抜ける爽やかな風が、心地よい香りを運んでくる様子を表す言葉。俳句でも初夏の季語とされています。
しかし、今年の初夏はチョッと暑すぎではないでしょうか。初夏というより盛夏を思わせるような日が続いたり。かと思えば、片づけた上着を引っ張り出さなきゃいけないような日があったりと体調管理が難しい。
朝から青空率100%
適正に風が薫る2026年5月のある日。神龍湖の周辺を歩いてきました。
神龍湖は、広島県北部の帝釈川に建設された「帝釈川ダム」の貯水池です。完成は1924年(大正13年)って、100年以上前じゃないですか! 全長8km・周囲24kmの湖で、上空から見ると龍の姿に似ていることから神龍湖と名付けられたんだそう。
上流の「帝釈峡」は渓谷が約18kmも続く名勝地で、石灰岩の浸食でできた天然橋や洞窟が数多く見られます。なかでも国の天然記念物に指定された「雄橋」は、全長90m、高さ40mの世界最大級の自然の岩橋で、訪れる人を圧倒します。残念ながら、昨年発生した落石により現在は通行止めとなっています。
さあ出発です 👣
初対面のメグスリノキ。戦国時代から樹皮や葉を煎じて抽出したエキスが、眼病予防に効果があるとされ重宝されていたんだそう。
更に進むと、湖にかかる赤い橋を見下ろす眺めのよい場所に到着。アプリで調べると神龍橋でした。この後、あの橋を渡る予定なのですが、たどり着けるのでしょうか。
歩き始めて30分。湖畔まで降りてきました。
車道を進み紅葉橋を渡ると遊覧船の乗り場です。先が長いので、かき氷の誘惑に負けず素通りです。次回は遊覧船に乗ってみたいですねぇ。
遊覧船乗り場の脇にある側道へ。手掘り風のトンネルを抜けると…
ここは昭和?
・・・な空間が広がっていました。
映画「千と千尋の神隠し」の冒頭で、千尋と両親が異世界へ迷い込むきっかけとなったトンネル(と言ったら言い過ぎか)
お土産や地酒を扱っている店舗の店構えや
島倉千代子さんが昭和33年に発売したご当地ソング「帝釈峡小唄」も聞けました。島倉さん、この時20歳なんだそう。
プチ昭和感を満喫し、神龍湖簡易郵便局を右折して遊歩道へ。ひんやりしたトンネルに入ると、出口の先に緑色と赤色が見えている?(視力0.3なのでよく見えず)
おっ!
出口に待ち構えていたのは・・・
緑色の森と湖、そこに架かる赤い橋。
数年前に塗料が塗り替えられたようで、鮮やかな赤色が映えること映えること。
櫻橋から5分ほど進むと次の橋。龍神橋です。この橋も、先ほどの櫻橋も、国の登録有形文化財に指定されています。
アーチの部分、芸術的です。今日は朝から雲を見てません
ここへ来る途中、山の中から見えていたのが、この神龍橋です。遠くに見えていたけど、気がつけば到着していました。
櫻橋を渡らないで北へ向かうと、天然記念物の雄橋方面なのですが、落石による通行止め(と時間が足りない)なので、橋を渡って東へ進みます。
県道25号線まで戻ってきました。
道路の上を跨ぐアーチ橋。ここを渡れば、スタート地点への近道なのですが、残念ながら工事により通行止め。止む無く車道を歩くことに。
おまけ
・・・後ろから通りかかった休暇村帝釈峡の公用車。
「どこまで行かれますか?」
「休暇村までです」
「よかったらどうぞ」
「ありがとうございます」
終わりよければ全てよし、ですね。
神龍湖に最寄りの休暇村【帝釈峡】