ブログ

2025.03.12

七色樫(なないろがし)の伝説

176 view

スタッフ名:森田

画像1
画像2
日野郡江府町宮ノ前の旧明倫小学校の裏側に、七色樫(なないろがし)とも蛇樫とも呼ぶ
大きな樫の木が、美しく植林された杉木立を背に枝を張っている。
この七色樫には次のような伝説が残っているので紹介しよう。
 
戦国時代、この近くの半之江城の代官の元へ都から侍女にきたおみさという
娘がいた。

おみさは代官の息子と相思相愛の中となったが、この息子には父が決めた
許嫁者があった。

おみさはこれを知って日野川の淵に身を投げ、蛇身になって淵の主となった。

ここを乙女ヶ淵と呼んで恐れられていたが、その後日野川は洪水をおこし、この淵を埋めてしまった。

棲み場所を失ったおみさの蛇は土手を這い上り、淵のあったところに身を変じて大きな樫の木となった。

樫の木は秋になると美しく紅葉するが、その色を紫・黄・白・赤・緑・青・黒と変えていくという。

このため『七色樫』と呼ばれている。   

またおみさの怨霊を恐れてか、樫の木の根元を掘ったり
幹を傷つけたりすると祟りがあると言われ、注連縄を張って神木として崇めている。       

江府町には、『七色ガシ物語』の本があるので、より分かります。

ちなみに、この七色樫は、鳥取県天然記念物に、なっております。

上の写真は、現在の七色樫です。

宿泊前、宿泊後に、色々観光地、スポット、物語調べて行ってみるのも、ありだと思います。



 

おすすめプラン

スタッフ

Staff blog

Archive

2025年(252)
2024年(434)
2023年(467)
2022年(440)
2021年(385)
2020年(382)
2019年(139)
2018年(143)
2017年(73)
PAGE TOP