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2020.04.28

だいせん登山道の最新情報

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スタッフ名:久保昌之

4月20日の発信で日本の山岳4団体より
登山自粛の文書が届きました。
新型コロナウイルスの感染拡大を
抑えるために私たち登山ガイドも
登山自粛を余儀なくされています。
 
山に行けば空気はきれいだろうという
思いもありますが、現在のところで
判明している事実としてコロナウイルスに
感染しても症状が出ない人が
かなりの割合で存在しているということです。
 
私たちガイド自身が無症状のまま、
本来安全を担保すべきお客さまに対して
感染という危険を及ぼす可能性があるわけです。
 
仮に山の中でコロナウイルスと同じ
呼吸困難という症状で
レスキューを要請した場合、
すべての事例において
コロナ感染疑いとして感染防護が求められ、
ヘリによる搬送は不可能となり
救助されない可能性もあります。
 
怪我だけだからとか
足が痙攣しただけだから大丈夫
というのも大きな誤解です。
もしこの傷病者が入院後の検査で
感染していたと判明すると、
救助に携わったパイロット、
救急隊員、医療従事者はもちろん
山岳救助隊員すべてが自宅待機を
余儀なくされてしまいます。
加えて枯渇しつつある防護服や
マスクなどの医療資源が
大量に消費されてしまいます。
 
マスクをして登山というのも
現実的ではありません。

今の私たち自然を愛する人たちに
とってできることは、
一人ひとりの努力によって
新規感染者を増やさないことです。
それだけこの新型コロナウイルスは
非常に手強いものなのです。
 
医療従事者の方々は
それぞれの病院で全力で
立ち向かっておられるので、
私たちも自分たちの行動を
今一度見直すことで手助けが
できるのではないかと思います。
 
休暇村奥大山でも4月28日より
園地内の道路及び駐車場を
やむなく閉鎖させていただきます。

ちょうど擬宝珠山のカタクリも
そろそろ見ごろを迎える時期ではありますが、

山は絶対に逃げません。
 
じっと家で我慢するのもストレスが
溜まるかもしれませんが、
以上の登山に対する思いにより
今の緊急事態を終息に
向かわせられるのは私たちの行動である
ということだと思います。
 
願いとして近い将来に
この厄介な感染症を
乗り越えることができたときには、
また皆さまと元気な姿で
山でお会いできたらと思います。
 
今回の内容については
公益社団法人「日本山岳ガイド協会」より
会員宛に配信された内容を要約したものです。

また添付した画像については
すべて昨年同時期のお花たちです。
きっと来年も同じように
きれいに咲いてくれるはずですので、
今年は我慢の年ですね。

命より大切な登山はないと思います。
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