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2021.10.26

【星取県】先取り11月の星空情報~月に関係する2つの現象~

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スタッフ名:杉村康之

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ほしぞら情報(2021年11月)

11月は、月に関係する現象が2つ起こります。
まずは8日の昼間に、
月が金星を隠す金星食が
一部の地域を除いて起こります。
白昼のため、現象自体の観察には
双眼鏡か望遠鏡が必要ですが、
夕方には現象直後の月と金星が
寄り添って見えることでしょう。

また19日には全国で部分月食が起こります。
夕方の空では、西から南にかけて
金星、土星、木星といった惑星が
明るく輝いています。
また土星よりも遠い惑星、
天王星が5日に衝となり、
見ごろを迎えます。
暗くて見づらい惑星にも注目してみましょう。

11月8日、夕方の空で月が金星に接近

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夕方、日の入りからしばらく時間が経つと、
南西の低い空に金星が輝き始めます。
10月30日に東方最大離角となった金星は、
夕方の南西の空で見ごろとなっています。

11月8日夕方は、
その金星に月が接近して見られます。
この日の昼間には、金星が月に隠される
『金星食』が起こります。
食が終わって月の後ろから
出てきたばかりの金星が、
夕方の空で月と並んで見られるのです。
月は比較的明るいため、日の入りの頃には
すでに見えていることと思います。
そのすぐ右下側に注目すると、
空が暗くなるにつれて金星が見えてくるでしょう。

月と金星との距離は、
時間とともに少しずつ離れていきます。
地平線に沈むまでの短い時間ですが、
じっくりと観察すると
その様子もわかることでしょう。
印象的な光景となりそうですので、
観察してみてはいかがでしょうか。
金星食は、
月が手前を通ることで
金星を隠す現象です。
月と金星は約1カ月ごとに
繰り返し近づいて見られますが、
地上から見る月の通り道と
金星の通り道がずれているため、
金星食はなかなか起こりません。

また起こる場合も観察できる地域が
限られますので、珍しい現象と言えます。
今回の金星食は、
国内では九州の一部や沖縄、小笠原諸島などを
除いた地域で起こります。
東京では、
13時46分41秒に月が金星を隠し始めます。
この時の金星は、
月の輝いていない部分に隠されます。
13時48分48秒には、
金星は全て隠されてしまいますが、
金星も欠けているため、
これより少し前には金星が見えなくなるでしょう。
隠された金星は、
14時37分50秒に月の明るい側から出現し始めます。
月から金星全体が完全に出現するのは
14時40分00秒ですが、やはり金星が欠けているため、
これよりも若干早く月から金星が離れて見えるでしょう。
各現象の時刻は、見る場所によって異なります。
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11月19日は部分月食(2021年11月)

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11月19日の夕方から宵にかけて、
全国で部分月食が見られます。

月食は、
月が地球の影に入ることによって起こります。
地球の影によって全て隠される「皆既月食」と、
一部が隠される「部分月食」があります。
今回は部分月食ですが、
月の大部分が影の中に入り込みます。

部分月食の始まりは、16時18.4分です。
ただし、北海道や東北地方北部を除く地域では、
月食の始まりは月が地平線の下にあって見られず、
月が欠けた状態で空に昇ってくる
月出帯食(げつしゅつたいしょく)となります。
今回の月食は、とくに前半で月の高度が低いので、
東の空が開けた場所で観察しましょう。

月が最も欠けて見える、
食の最大は18時02.9分です。
皆既月食の場合には、
完全に影の中に入った月が赤黒い色(赤銅色とも呼ばれる)
になって見えることが多いのですが、
一方で、多くの部分月食では影の部分の色は
暗いだけではっきりしません。
ただ今回の部分月食では月の大部分が影に入りますので、
食の最大の頃には影の部分が色づいて見えるかもしれません。

月はその後、空を昇りながら地球の影から出ていきます。
19時47.4分には月が影から離れ、部分月食が終わります。
画像・文書は国立天文台ホープページより引用いたしました

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