登山道の最新情報 ~ 大山山頂と三平山
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スタッフ名:久保昌之
11月1日(月)現在の大山山系の紅葉状況をお知らせします。
(本日の画像は村上伸祐ガイドよりの提供です。)
いつの間にか11月に入り、
遅れ気味だった紅葉もここ何日かで一気に進んできました。
ちょうど夏山登山道では5合目付近のブナ林から下にかけて。
大山寺から桝水高原に至る道路付近。
桝水高原から旧環状道路を通って一の沢、二の沢、三の沢。
さらに大山の紅葉といえば定番の鍵掛峠。
そのまま走れば烏ヶ山山麓をトラバースしながら
休暇村奥大山のある鏡ヶ成付近。
この辺りがまさに紅葉のピークです。
ほとんどすべてブナの極相林の中を走ることができます。
(11日現在、紅葉の終わった木がかなり増えてきました。)
山頂付近の様子ですが、お昼ごろの気温が10℃と今の時期にすれば
高めで日差しがあり、しかも無風でしたのでポカポカ陽気で、
山頂付近で食事を摂る登山者が多くみられました。
あと1週間程度の気温は高めで推移しそうですが、また西高東低の
冬型の気圧配置になる可能性もありますので、天気予報には
充分注意して登山計画を立ててください。
大山山系の中で南方向にある三平山も紅葉が最高潮です。
特にこの山は晴れてさえいれば、
米子市内と弓ヶ浜方向の日本海から
大山南壁、烏ヶ山、さらに蒜山三座から岡山県北の山々が
毛無山に至るまで山頂からすべて見渡せます。
登山道も危険ヵ所もなく、
これからの時期はファミリー登山にもお勧めです。
烏ヶ山の国有林整備工事ですが、遅れておりましたがようやく始まります。
工事中は新小屋峠からの往復となります。ただ工事は平日のみで
土日祝日はキャンプ場ルートも通行できます。
ですので、平日は南峰の分岐からキャンプ場方面へは下山しないでください。
麓の工事現場まで下ってしまうと、代替ルートがありませんのでご注意ください。
登山者が事業地内とか作業道に入り込むと非常に危険です。
もうまもなく大山は冬山になってきますので、軽装備では危険です。
日没も早くなっていますので、装備のチェック、登山計画は
充分に時間的な余裕を持ってください。
特に今年の場合はコロナ禍のこともあり、思いのほか自分の体力も
落ちています。時間は2割程度のプラスを考慮してください。
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日本山岳ガイド協会
認定登山ガイド(自然公園指導員)
久保昌之
(携帯) 090-7999-2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1 休暇村奥大山
TEL 0859-75-2300