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2021.11.26

【星取県】先取り12月の星空情報~宵の明星とふたご座流星群~

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スタッフ名:杉村康之

ほしぞら情報(2021年12月)

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残りわずかとなった2021年、
最後まで星空を楽しみましょう。
12月の夕空で、
金星がひときわ明るく輝いています。
14日前後には、
ふたご座流星群の活動が活発になります。
月明かりの影響を避けられる
明け方が観察の好機です。
19日に昇る今年最後の満月は、
2021年で最も遠い満月となります。

金星が最大光度(2021年12月4日)

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低空で光輝を強める金星
日の入り後の南西の空に
「宵の明星」として輝いている金星は、
12月4日に明るさが最大となる
「最大光度」となります。
光度はマイナス4.7等に達し、
1等星の100倍以上の明るさで輝きます。

このころの金星は大変明るく、
昼間の青空の中でも
見えることがあります。
誤って太陽を直接見ないよう、
事前に方角や高度を確認した上で、
十分注意して挑戦してみましょう。

夕暮れの空に並ぶ明るい惑星たち
10月の東方最大離角以降、
あまり地平線からの高度が
変わらなかった金星ですが、
下旬に入ると徐々に
高度が下がっていきます。
そこに、少しずつ沈む時間を
早めてきた『木星』と『土星』も
近づいてきています。

12月に入ると、西(右)側から
金星・土星・木星の順に、
夕暮れの空でおよそ均等に
並んで見えるようになります。

さらに、年末には
金星と入れ替わるように
水星の高度が上がってきます。
太陽系の惑星たちは、
黄道という一筋の線に沿って
空を行き来して見えます。
太陽のまわりを公転する惑星の動きを、
ほぼ同じ平面上にある地球から
眺めているためです。
この年末年始は、
夕暮れの空に惑星たちを見つけながら、
太陽系の立体的な広がりにも
思いをはせてみませんか。

ふたご座流星群が極大(2021年12月14日)

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月が沈んだ後は、より多くの流れ星が見えそう
2021年のふたご座流星群の活動は、
12月14日頃に極大を迎えます。
今年は、深夜まで上弦過ぎの月が空に残り、
月明かりの影響を受けてしまいます。
このため、月が沈んでから明け方にかけての
観察がおすすめです。

ふたご座流星群の極大時刻は、
12月14日16時頃と予想されます。
この時間帯は日本の昼にあたり観察できませんが、
ふたご座流星群の活発な時期は比較的長く続きます。
12月13日の夜から14日明け方にかけてと、
14日夜から15日明け方にかけての2夜に渡り、
普段よりも目立って多くの流星を見ることが
できるものと予想されます。

最も多く見えるのは、
14日未明(13日深夜過ぎ)に
月が沈んでから明け方にかけての時間帯で、
このときに空の暗い場所で観察した場合の流星数は
1時間あたりおよそ40個から50個が予想されます。
また翌日の15日未明(14日深夜過ぎ)の
月の入り前後(東京では2時から4時頃)も
多めの流星数が期待され、
同様に空の暗い場所で1時間あたり
およそ30個から40個が予想されます。

なお、月明かりの中でも、
明るい流れ星は見ることができます。
13日深夜や14日深夜に
空の暗い場所で観察したときには、
1時間あたりおよそ20個から30個の
流星が見られそうです。

流星は、放射点を中心に放射状に出現します。
流星は放射点の方向だけに現れるのではなく、
空全体に現れます。
いつどこに出現するかは分かりませんので、
なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。
また、目が屋外の暗さに慣れるまで、
最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。

レジャーシートを敷いて地面に
寝転ぶなどすると楽に観察できます。
たいへん寒い季節ですので、
寒さ対策をしっかり行ってください。
事故に遭わないように十分注意し、
マナーを守って観察を是非してみてください。
画像・文書は国立天文台ホームページより引用いたしました

#星取県の星降るホテル#星取県#澄んだ空気の中で眺める夜空

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