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2018.01.21

だいせん登山道の最新情報 ~暖かい冬

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スタッフ名:久保 昌之

1月16日現在のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせ

午前9時の大山寺の天候  くもり  気温6℃  無風
午後1時の6合目の天候   くもり  気温2℃  やや風強い
 
先週は今冬最強の寒波襲来で、鏡ヶ成で昼間にマイナス10℃以下と猛吹雪でしたが、
今週はかなり気温が上がり、春先のような天候でした。
しかし山頂付近は風が強く、ガスっていて多くの登山者が7合目あるいは
8合目で引き返していたようでした。
 
登山道の様子ですが、今日の場合は気温が高く、トレースもしっかり
ついていて、アイゼンも無しで登れる程度でした。
しかし、気温が下ると非常に滑りやすくなるので、アイゼンは必ずお持ちください。
4本とか6本の軽アイゼンでは慣れていない人は難しいと思いますので
12本爪がより安全に歩けると思います。
まだ積雪が少なく、ピッケルよりもストックの方がいいようです。
ただピッケル、ストック、アイゼンなどはその使い方を誤ると事故に繋がります。
必ず使い方を習得した上でお使いください。
今日の場合もピッケルの収納方法とか持ち方を基本的に間違えてる方が結構おられました。
 
まだ積雪が少ないために7合目付近まで潅木帯の中を歩きますが、
トレースのついたそばの潅木が目印のように折られていました。
画像を付けていますが、たぶん迷わないようにという意図だと思いますが
言語道断です。かなり多数の枝が折られていましたが、
もう登山の範疇を越えた常識ハズレだと思います。
 
7合目を過ぎてからはブルーの細い目印のポールを立てています。
これは迷わないためのものですが、7合目から上はガスってしまうと方向がわからなくなります。
従って次のポールが見えない場合は必ずそこで無理をせずに引き返してください。
あまり密に立てるとどんなに天候が悪くてもどんどん登ってしまいます。
迷いやすい場所は少し密に、わかりやすい場所はやや広めに立てていますので、
無理をしないようにお願いします。
登った以上は下りもありますが、登りで無理をすると下れなくなります。
天候などの状況をみながら判断してください。
もう大山は気軽に登れる山ではありません。従ってそれなりの装備で
登らないと自分が困ることになります。
防寒対策などしっかり準備して登ってください。
冬の大山は誰でもが登れるほど簡単な山ではありません。
ちょっとミスをすると即遭難に繋がります。
命にかかわる事故にもなりかねませんので、充分にご注意を。
天気予報などの情報をしっかり把握した上で、無理のない登山を心がけてください。
山頂避難小屋は来年春までは無人ですが、トイレは1ヵ所だけ使えます。
風が避けられるだけいいと思いますのでご利用ください。
天候が悪い場合は内部も暗くなりますので、ヘッドライト等は
すぐに取り出せるところに入れておいてください。
トイレも含めて皆が気持ち良く使えるように、入り込んだ雪は
出られる時にほうきで吐き出す程度のことはご協力ください。
(ほうきやスコップは小屋内に常備しています。)
今日はたまたま駐車場で西部消防の方とお会いしたので、
ご一緒させてもらいましたが、5合目手前で遭難発生の連絡が入り、
3合目付近だったので、すぐ現地に向かいました。
持病が悪化して気分が悪くなったとのことで、ヘリで救助されましたが、
山に入るともうそこは自分の身は自分で守ることしかできません。
自分の常備薬を車に置いてきたとのことでしたが、このたまたまが
大きな事故を招きかねません。
特に冬山は過酷なスポーツです。最悪を想定した上で自己防衛の
手段を自分で考えてください。
偶然にもプロが揃っていたので、事なきを得ましたが、
今回の事故を教訓にして、ぜひともまた大山においでください。
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