「天空の城」 ~朗らかな人達の城下町~
1,406 view
スタッフ名:杉森
見れるチャンスは「運」と「体力」
今回は、「越前大野城」をご紹介したいと思います。この城は兵庫県の「竹田城」と並び”天空の城”として有名です。なぜ”天空の城”と呼ばれているかと言うと、朝日に照らされ雲海の中に城が浮かび上がる幻想的な光景が広がるからです。雲海は前日の湿度が高く、冷え込んだ朝(放射冷却現象)に発生されるとされ、プラス雲海の高さが「越前大野城」がある亀山の頂上より低い事が条件となります。そして、この条件を満たす日が年に10回程、一回約5分間ほどしか現れないそうです。勿論、この景色を見るためには、朝早く出発し「大野城址」へ登山する事になります。クマよけも必要だそうです。(笑)
これらの条件を満たして初めて幻想的な”天空の城"を見る事が出来ます。
1573年に朝倉義景を破った織田信長の家臣、金森長近により小規模ながら大天守・小天守をもった堅固な「越前大野城」を築き、上下水道が整備された大野市街の原形をつくりました。
天守閣へと続く山道は、現在市民の散歩道となっています。自然豊かな道に癒されます。
散歩道を上がっていくと、立派な城門が迎えてくれます。この時点でかなり息が上がってしまいました。
亀山を登り切り、ようやく天守閣に到着。天守閣の頂上から大野市街を見晴らせます。京都のような碁盤目の格子状の町並み、寺院が集中する寺町や湧き水スポットも点在し、「北陸の小京都」と呼ばれていました。
大野城へと続く道「七間通り」。古き良き日本情緒に溢れる町並みを楽しめます。
この七間通りでは400年の歴史がある「七間朝市」。10月下旬の土日には歩行者天国になり賑わいます。
「越前大野城」、「七間通り」等をご紹介いたしました。
後、もう一つご紹介したいのが”大野市の市民性”です。越前大野城への散歩道で、すれ違う人達全員が挨拶をしてくれたり、道に迷っていると声をかけてくれたりしました。昔、テレビCMで「大野はいいひとばっかやでの!」というフレーズを聞いた事をフッと思い出し温かい気持ちになりました。
神秘的な「天空の城」、立派な天守閣、日本情緒あるれる町並み、やさしさ溢れる人達、とても魅力ある大野市でもありました。
「越前大野城」 福井県大野市城町3-109 お車で約60分