三国の海が見える古墳 「出世山古墳公園」
1,790 view
スタッフ名:杉森
今回ご紹介するのは「出世山古墳公園」です。休暇村越前三国の近くにある“古代を目で見て体験学習できる公園”で、名前の通り多数の古墳や住居跡などがある場所になります。
~古墳とはいったい何?~
古墳とは土を高く盛った古代のお墓のことです。
日本では3~7世紀にかけて建造された墳丘のあるお墓の事を指し、貴族など身分の高い人のお墓として造られました。時代ごとに名称が変わり、弥生時代のお墓を「墳丘墓」、奈良時代のお墓を「墳墓」と呼び区別されています。形は鍵穴の形をした「前方後円墳」、円形の「円墳」、四角形の「方墳」など、様々な種類があります。
1400年年程前に作られた首長一族の墓所です。遺体と一緒に耳輪の片方とろくろで成形して登り窯で1,000℃以上で焼き上げたかなり硬質の土器が残されていました。
~福井県内で唯一の~
姥ケ谷古墳は福井県内で唯一葺石(ふきいし)のある隅丸方形古墳です。葺石とは古墳の墳丘斜面に河原石を葺いた物の事です。さらに陸橋・渡土手もある珍しい古墳です。残念な事にオリジナルではなく復元されたものですが、歴史を感じさせてくれます。
また、三国町では「出世山古墳群」をはじめ、雄島を挟んで南北に分かれて古墳群が分布しており、日本海を強く意識した立地は、越前平野と海上交通の接点としての重要性を反映しています。大陸とも繋がる海の玄関としての三国町の古墳は身分の高い方の物と考えられます。
公園内には西下向遺跡出土の旧石器をモニュメント化したもので、古代人の持つ槍を北極星に向け、地面となす角度を出世山古墳公園の緯度と同じにする事で、槍の作る影が現在の時刻【日本標準時間】を表しています。
また、東日本の日本海側の古墳のガイドがあります。加賀市から三国まで様々な古墳があることが分かります。是非、一度いってみてください。古代の人々の生活を感じ、体験することができます。
出世山古墳公園 休暇村越前三国より車で約7分