ブログ

2022.08.10

福井のモダンニズム様式な神社 ~福井神社~

1,833 view

スタッフ名:杉森

~素敵な佇まい~
画像1
画像2
画像3
今回ご紹介したいのは福井市中心部にある「福井神社」です。神社といえば和風な佇まいを連想しますが、「福井神社」は違います。総コンクリート造りで、表面はコンクリート打ち放し、神明造を大幅に変形した傾斜のないフラットな屋根という、一般的な神社とは大きく異なる独特のモダンニズム様式で全てが統一されています。社殿前の大鳥居も貫(ぬき)がない特殊な形をしています。
画像1
社殿はもともと総檜造りでしたが、創建からわずか2年後の1945年7月19日第二次世界大戦の戦災で焼失してしまい、1957年に再建されました。また、「福井神社」は日本最後の別格官幣社の指定となっています。
―別格官幣社 古来国家のために功労のあった人臣を祀る神社 ―
~自己犠牲と柔軟な人材登用~
「福井神社」に祀られているのは福井藩16代藩主「松平春嶽」という方です。倹約の為に自身の出費5年削減や全藩士の俸禄3年間半減を打ち出し、財政基盤を盤石にすることに努めました。
又、「橋本左内」などを登用し、新しい藩政改革もすすめました。若い藩士たちと勉強会をする様子や藩内を見廻る様子などの絵が飾られています。
画像1
もちろん神社内には、昔ながらの鳥居もあります。そして写真右の木はイチョウの木です。戦災にあい、大きな痛手をうけて枯死したかに見えたが、その後新芽を出し枝葉を伸ばし、元の樹勢を取り返した巨木で福井を象徴する名木として特に指定されています。
~一口メモ~
ちなみに「松平春嶽」は西洋のリンゴを初めて日本に導入したとされています。文久2年(1862年)、アメリカ産のりんごの苗木を入手し、それを江戸郊外巣鴨の福井藩下屋敷に植えたのが最初とされています。
 
今回の「福井神社」はいかがでしたか?建物自体はとてもモダンで、かつ歴史的に貴重な物でした。建築物に興味がある方は一度来てみてください!
 
「福井神社」福井市大手3丁目16-1 休暇村越前三国より車で約40分
 

スタッフ

Staff blog

Archive

2026年(154)
2025年(357)
2024年(353)
2023年(361)
2022年(362)
2021年(360)
2020年(326)
2019年(340)
2018年(350)
2017年(193)
PAGE TOP