未成線・幻に終わった越美線を巡ってみた。
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スタッフ名:野口新之介(夢、幻の如くなり)
かつて国鉄時代、岐阜県と福井県を結ぶ越美線を開業する計画がありました。
途中で計画は中止され、現在は岐阜県側の美濃太田~北濃間を長良川鉄道越美南線、福井県側の九頭竜湖~福井(越前花堂)間をJR越美北線として、それぞれ長大な盲腸線の状態で運行されています。
九頭竜湖~北濃は以前は国鉄バス(JR東海バス)が走っていました、2002年にそれも無くなってしまいました。
以前より行ってみたかった未成区間を車で走ってみましたので、レポートしたいと思います。
こちらは越美北線の終着駅、九頭竜湖駅です。九頭竜湖駅までの列車は1日4本しかなく、行き止まりになっている盲腸線なので、なかなか鉄道ファンにも乗りつぶしが困難な駅のひとつです。
ここからは国道158線を約40分。しかし三国から九頭竜湖迄、中部縦貫道工事を横目に、すでに2時間ほど運転しているのでクタクタです。岐阜県の白鳥インターチェンジが近付き、かっこいいループ橋を走行します。
到着したのは北濃駅。長良川鉄道の終着駅です。無人駅ですが、駅舎に「終着北濃駅」という食堂が併設されています。みそカツ定食を食べましたが、かなり美味かったです。
ホームのすぐ近くに、蒸気機関車の向きを変える転車台が残っています。これは蒸気機関車が現役だった1960年代終わり頃まで使われていたそうです。
駅の構内北側に車止めが設置されていまして、線路が途切れています。この先が幻に終わった未成区間。車で走った感想では、採算性を考えると致し方ないかなぁと思います。
列車がやってきました。非電化の気動車ですが、ちびまる子ちゃんでお馴染みの「さくらももこ」さんのキャラクターがラッピングがされていました。
「GJ8マン(ジージェイエイトマン)」。郡上八幡と掛けているのですね。タバコ休憩中の運転手さんに聞くと、さくらももこさんは郡上八幡が好きで、プライベートでもよく来られていたそうです。
山奥の北濃から山奥の九頭竜湖ですが、かつて鉱山があって3,000人ぐらいの人が住んでいて、映画館があったりしたそうです。鉱山で産出される、亜鉛鉱石や農産物・木材などの貨物輸送の目的もあったとのことですが、時代とともに廃坑となり鉄道計画も中止となったようです。
昨年秋に越美北線を完乗して九頭竜ダムの紅葉を観に行くツアーを実施しまして、お陰様で大変ご好評いただきました。今年の秋は、未成区間をバスで走って長良川鉄道もちょっと乗るみたいな企画もいいなぁって思っています。考えるだけでもワクワクです。秋の企画は現在検討中。ブログをご覧になっている皆様、ぜひともお楽しみに!
超ローカル鉄道・越美北線を親子で完乗。
満開の花桃と超ローカル列車・越美北線