秋の風物詩・たけふ菊人形~パパと娘の2人列車旅~
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スタッフ名:野口新之介(いとをかし)
先日、「そこそこ」の鉄道好きの娘(小学2年)のリクエストで、2人で福井の秋の風物詩「たけふ菊人形」へ列車に乗って行ってきました。
娘のリクエストではあったものの、娘は「菊人形」にはさほど興味はなく、今回の一番の目的は「たけふ菊人形」と同時開催されているOSK日本歌劇団のレビューショーでした。
と言うのも、娘&父ちゃんはNHK朝ドラの「ブギウギ」を「毎日録画」で一緒に観ています。
ブギウギはOSK日本歌劇団出身の笠置シヅ子さんがモデルのドラマです。
母ちゃんと息子(小学6年)はドラマもOSKも興味が無いとのことで、今回はパパと娘の2人列車旅となりました。
自宅最寄りのえちぜん鉄道三国神社駅から、鷲塚針原駅乗り換えで福井鉄道終点のたけふ新駅まで。土・日・祝日のみ販売されている「福井鉄道・えちぜん鉄道 共通1日フリーきっぷ」を購入しました。
途中福井鉄道のドイツ製車両「レトラム」とすれ違いました。レトラムは春秋の期間限定で運行されている列車です。来春から通年運行となるそうです。まだ乗ったことが無いので、来年こそはと思っています。
たけふ新駅からJRの武生駅まで歩いてバスで会場の武生中央公園へ。武生は来年の大河ドラマ主人公の紫式部が過ごした土地で、紫式部関連の展示があちこちにありました。来年はドラマ館もオープンするそうです。
お目当てのレビューショー。撮影不可でしたが、華やかな世界に娘もパパも見入ってしまいました。前の方の席は常連っぽいお客さんが陣取っており「〇〇ちゃんと3回も目が合った」とか話していたのが印象的でした。
ブギウギのポスターもありました。「強く、逞しく、泥臭く、艶やかに」というドラマのセリフがショーを観ていると浮かんできました。そういえば出演者の方々も常連っぽいお客さんに目くばせしていた様な気がします。
たけふ菊人形開催期間中は、武生中央公園内の遊具もオープン。海賊船に一緒に乗りましたが、パパは乗り物酔いでダウン。その後は娘一人で他の遊具に乗ってもらいました。
ついでに菊人形も。ここも紫式部がテーマになっています。娘が持っているのはOSK応援グッズの桜の傘。けっこう高いのですが、気に入ってるようなので、まぁいいかと思っています。
帰りもバスと列車ですが、いつも通り2人とも帰りは熟睡。車だと居眠りする訳にはいかないので、これはこれで列車旅の魅力ですね。
例年、多くの方が来られるたけふ菊人形ですが、ここは駅からのアクセスも良いので、北陸新幹線開業後、大河ドラマの舞台となる武生は注目のスポットになりそうです。
今年のたけふ菊人形の開催は11月5日まで。入場は無料ですが、遊具やOSKのレビューショーは別料金が必要です。福井の秋の風物詩、一度ご覧いただくことオススメです。
たけふ菊人形公式HPはこちら
えちぜん鉄道一日フリーきっぷでパパと娘の二人旅